こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
今回は、3月議会で可決した、子育て支援金の条例改正についてまとめます。
子育て支援金を第一子からに改正
高千穂町では、子育てを経済的な面から支援するべく、出生時、小学校就学時、中学校就学時に、子育て支援金を支給しています。
ただし、平成30年度までは、その対象が、第二子からでした。
今回、新町長の意向で、第一子から対象になり、さらに、第四子以降について増額されました。
宮崎県北 現金給付型子育て支援まとめ
こうした経済的な給付型の支援については、他の自治体も取り組んでいるところがあります。
そこで、宮崎県北の市町村の状況をまとめてみました。
以下は、あったか宮崎ひなた暮らしの情報ですので、最新の情報ではない可能性があります。
もし、誤りがあれば、ご指摘いただくと幸いです。
また、給付型以外の支援をしている自治体がありますが、今回は掲載しておりません。
●延岡市
なし
●日之影町
出産祝い金
定住見込みのある方:第1,2子:5万円、第3子:10万円、第4子以降:20万円
定住見込みのない方:一律1万円を支給
●五ケ瀬町
出産おめでとう祝い金
・第1子及び第2子・・・30,000円
・第3子・・・50,000円
・第4子以降・・・100,000円
●門川町
なし
●日向市
なし
●美郷町
(1)出生祝金
第1子…3万円 第2子…3万円 第3子…10万円
(2)高校生就学支援事業
高等学校に在学する生徒、学生を持つ保護者に対し、生徒・学生1人あたり 月額10,000円(ただし4月、8月を除く年間10ヶ月)を補助する。
●諸塚村
(1)誕生祝い金支給
第1子5万円、第2子10万円、第3子20万円、第4子40万円、第5子以降は10万円加算で出生届を提出時にお祝い金として支給。
(2)中学校卒業祝い金
中学校卒業時に就学支度支援を目的に10万円/1人を支給。
●椎葉村
(1)出生祝い金
第1~2子10万円、第3子50万円、第4子以降100万円を交付
(2)高校生生活支援
高校生活にかかる費用を月2万円/1人交付する。
高千穂はまだまだ、椎葉はすごい
ご覧のように、各地でいろいろな給付型の支援をしています。
結局どこの自治体が、子育て支援が手厚いのか。
それを比較するため、子どもを高校まで育てた際に支給される総額を計算してみました。
表の「2人合計」は、子どもが2人いるとき、2人合計で支給される金額ということです。
これを見ると、高校3年間について支援している、椎葉村、美郷町が断トツですね。
なかでも、椎葉村の子育て支援はすごい!!
高千穂町も、もっと頑張らないといけないですね。
もちろん、財源の問題があるので、財源確保も頑張らないといけませんが。
それでは、今回はこれで失礼します。