こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
今回は、昨年から整備が続いている祖母山林道についてまとめたいと思います。
祖母山林道舗装整備等に4,242万
昨年から整備がされている祖母山林道ですが、令和元年(2019年)度も引き続き、整備の予算がつけられています。
4,242万で、昨年に比べて、1,082万増額となっています。
ちなみに、昨年は2.2㎞のうち994m分の予算で、今年度は1280m分の予算とのことです。
また、昨年もでしたが、この事業は県からの補助金が50%でており、町としての実際の負担は残りの50%となりまます。
祖母山林道の今の様子
祖母山林道は、祖母山登山口となっている一の鳥居から始まります。
現状がどうなっているのか見に行ってきました。
まずは一の鳥居ですが、こんな感じになっています。
ちなみにこれが、昨年の画像。
画像に向かって左側の山を削り、鳥居の左側も車が通れるようになっています。
その他にも、こんな感じに整備されています。
場所は違うと思いますが、去年はこんな感じでした。
道幅を広くするという説明は聞いていましたが、こうゆうことだったのですね。
整備の目的を再確認
正直言うと、山が削られ人工的な芝が貼られた光景には少し違和感を感じました。
しかし、祖母・傾・大崩山系がユネスコエコパークに認定され登山の人が増えているそうで、狭い林道のままでは危険です。
ちなみに、私は平日に写真を撮りに行ったのですが、熊本からジャンボタクシー3台で登山に来られているグループがおられました。
狭い道での危険を減らすには、必要な整備なのだと思いました。
7月から年度末まで車両が通行止め
今後、北谷登山口側から、舗装整備が進められることになります。
それに伴い、祖母山林道(一の鳥居から北谷登山口)が7月から車両が通行止めになるそうです。
一の鳥居までは車でいけて、そこからの登山ルートで祖母山は登れるそうですが、頂上までは遠くなるので、祖母山に上っておきたいという方は、今月中に登られた方がいいかと思います。
<関連リンク>
祖母山林道整備工事について(高千穂町ホームページ)
全国高校総体が開催
祖母山林道の整備の話とは直接関係ありませんが、今年は全国高校総体の登山大会が宮崎県で開催され、祖母山系の山が登山コースに入っています。
登山の競技ってどんなものなのか私は知らないのですが、8月3日から5日にかけていろんな山を登り、最終的に下りてくるのが、祖母山の一の鳥居の登山口になるそうです。
<関連リンク>
第63回全国高等学校登山大会実施要項
関係者の皆様には、ぜひ高千穂の山を楽しく安全に踏破していただければと思います。
それでは、今回はこれで失礼します。