板倉てつお 公式ブログ

議長が指名推薦で決まりました!あれ?議長選挙はどうなった?

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

2017年9月30日をもって、正式に議員としての任期が始まりました。
新人議員で、まだまだ右も左もわかりませんが、選挙中も訴えさせていただいていた、皆様と政治をつなぐという点においては、誰よりもしっかりとしていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

 

昨日(10月2日)に、臨時議会が開催されました。
臨時議会にて、工藤博志議員が指名推薦にて、議長に就任されました。

私のブログをよんでくださっている方なら、
「あれ、指名推薦?先日、議長選挙してると投稿してたんじゃないの」
ってなりますよね。

実は、9月28日に議会事務局と全議員が集まり、あらかじめ選挙をしたのです。
その結果、工藤議員が得票多数となりました。
そして、10月2日の臨時議会では、工藤議員が議長に指名推薦され、全会一致で可決されたというわけです。

 

なぜ、こんなまわりくどいことをしているのか。

実は、議会の場で選挙をするとなると、法の抜け道によって、思いもよらぬ結果になることがあるからです。

 

宮崎市議会では、こんなことがありました。
議会にて議長選挙を実施した結果、なんと、議長に立候補していない人が当選してしまったというのです。

簡単に説明すると、
議会前に、Aさんと、Bさんが、議長に立候補し、所信表明もしたが、選挙の結果、議長に当選したのは、Cさん、ということです。
そんなバカな、という話ですが、法的には、Cさんの当選に違法性はないので、どうしようもないというわけです。

そうしたおかしなことにならないように、議会前に議長選挙を終了させておき、議会では、議長を指名推薦する、という方式を、高千穂町議会ではとったというわけです。

ただ、だからといって、議長選挙について、住民に全く何の説明も不要だとはならないと思います。

公正な議長選挙を実施しているわけですので、堂々とオープンにするべきだと思います。
政治の世界は、なぜか、こうした、悪意のない閉鎖性があるように思います。

 

今、若い世代ほど、政治に関心がないといわれますが、こうした悪意のない閉鎖性が、政治についての関心を低下させる原因の一つだと思います。

どんどんオープンに、そして、情報を皆様と共有する。
政治についての関心持ってもらうには、これしかないと思います。

明日(10月4日)から、本議会が始まりますが、できる限り、オープンに、そして、共有していきたいと思っています。

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