板倉てつお 公式ブログ

30年度一般会計を家計に例えてみた

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

前回の投稿で、各会計の歳入、歳出についてまとめました。

いろいろある会計の中でも、最も時間をかけて審査するのが、「一般会計」です。
それだけ、町にとって大切な会計ということです。

今回は、その一般会計について、詳しく見ていきたいと思いますが、昨年同様に皆様に少しでも実感を持っていただくべく、一般家庭の家計に例えて見ていきたいと思います。

 

親からの仕送りに依存した収入

まずは、収入(歳入)です。

年収が911万円で、とてもうらやましいですが、内訳を見てみると、親からの仕送りが591万円で、収入の大半を占めています。
本業の稼ぎは103万、副業が29万なので、いかに仕送りに大きく依存しているかがわかります。
また貯金を44万円おろしていて、さらに、75万円も借金をしていますね。
ちょっと、心配ですね。

 

家の増改築の出費増

次に、支出(歳出)です。

平成30年度は、家の増改築の出費がかさんでいます。
家を一部、リフォームしたそうです。
(※実際には天岩戸保育園と南平団地の建て替えのことです)

また、近所づきあいも多いので、各種会費の出費も比較的大きいです。
そして、なんとかやりくりして、子供にも仕送りをしています。

これでは、なかなか貯金する余裕がありませんね。

 

貯金は減り、借金は増える

最後に、貯金(基金)と借金(町債)を見てみます。

見ての通り、貯金は減少傾向で、借金は微増です。

貯金を下ろさないと、借金がもっと増えていたと思われますので、貯金を下ろすのは仕方ないですかね。

もちろん、この傾向がずっと続くようでは心配ですね。

みなさんも、高千穂家にアドバイスしてあげてくださいね。

 

ママこそ財政に関心を

少しは、町の財政事情に実感を持っていただけたでしょうか。

昨年にも同じように書きましたが、基本的には家庭の家計と自治体の会計は同じです。

ぜひ、日ごろ財布の紐を握っているママにこそ、財政に関心を持っていただきたいと思います。

今回はこれで失礼します。

 

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