こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
早いもので、今年も残りあとわずか。
私は議会が終わり、議会報の原稿作成も終わり、何とか無事に正月を迎えられそうです。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
今日の投稿は、少し前に呼んだ記事がとてもよい記事だったので、その記事の紹介と、私なりの所感を書きたいと思います。
困りごとを解消できないのは、方法を知らなから
みなさんは、何か困りごとに出くわしたら、どうしますか?
がっかりしながらも、仕方がないとあきらめますか?
それとも、困りごとの解消のために行動を起こしますか?
もちろん、後者のほうが望ましいのでしょうが、実際は難しいのではないかと思います。
では、なぜ、困りごとがあるにも関わらず、行動を起こさないのか。
理由のひとつには、困りごとを解消する方法を知らないから、ということがあると思います。
だったら、困りごとを解消する方法を知ればいいだけ。
というわけで、困りごとを解消できる、かもしれない方法をお教えします。
それは、「陳情」という方法です。
陳情とは
もしも、みなさんが行政関係のことで困りごとがあれば、「陳情」という方法で、解消できるかもしれません。
陳情とは、「官公署に文書で実情を訴え、適切な措置を要望する行為」です。
陳情は誰でも出すことができます。
選挙権のない18歳未満の人でも、外国人でも出すことができます。
「誰でも出せるからと言って、文書を出すだけで、行政が動くの?」と思う人がいるかもしれません。
そう思った人にこそ読んでいただきたいのが、こちらのリンク先の記事です。
▶僕らが“ちんじょう”したわけ(NHK政治マガジン)
僕らが“ちんじょう”したわけ の概要
記事を読む時間がないという人のために、概要を書きます。
ある地区の小学生が、廃校になった小学校のグラウンドで毎日サッカーをして遊んでいました。
しかし、その小学校の敷地に新たな建物ができるということで、遊べなくなりました。
近くのほかの公園では、狭くて思いっきりボールを蹴ることができませんでした。
そこで、子どもたちが取った行動が、議会への陳情です。
その結果、なんと、子どもたちの要望の一部が実現したのです。
政治には、いつでもだれでも参加できる
政治は政治家がするもので、ふつうの人には関係がない。
ふつうの人が政治に参加するのは選挙の時だけ。
実は、以前の私がこうした考えでした。
しかし、実際には、上述の子どもたちのように、政治家でなくとも、いつでもだれでも政治に参加することができるのです。
みなさんも、何か困りごとがあれば、陳情という方法で、政治に参加してみてはいかがでしょうか?
理想論かもしれませんが、多くの人がそれぞれの立場・視点で困りごとを解消していけば、とてもよい社会になることは間違いありません。
もしもあなたが困っているとすれば、他の誰かも同じように困っているはず。
そして、もしもそれを解消できたなら、より暮らしやすい社会に一歩前進です。
より暮らしやすい社会の実現のために、1人でも多くの人が政治に参加することを願っています。
それでは、今日はこれで失礼します。