こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
令和2年度は高千穂町にとって、町制施行100周年という記念すべき年です。
議会だよりにもあるとおり、当初予算の中の目玉事業として、100周年記念事業2100万円があります。
具体的には、
・100周年記念ソング制作
・NHKのど自慢
・ソラシドエア機広告
・ソフトバンクホークス試合協賛
の4つに取り組みます。
今回はこの4つの事業についての概要をお伝えします。
100周年記念ソング制作 480万
100周年を記念して「神話から未来につなぐ記念ソング」を制作します。
予算の内訳としては、楽曲の制作委託料のほか、演奏・収録スタッフの人件費、楽譜の制作などとなっています。
歌詞は、町民の皆様をはじめ、高千穂を愛してくださる全国の皆様からの募集で制作します(5月8日締め切り→6月30日締め切りに変更)。
審査をするのは、作家の髙山文彦さん、歌人の俵万智さん、トランぺッターの長友誠さん、そして高千穂町長となっています。
そして、歌詞に曲をつけるのが、審査員にもなっているトランぺッターの長友誠さんです。
完成予定が11月とのこと。
どのような記念ソングができあがるのか、楽しみですね。
制作記者会見の様子(企画観光課提供画像)
<参考リンク>
「神話から未来へつなぐ記念ソング」歌詞募集について
NHKのど自慢 600万
100周年を記念し、NHKのど自慢を7月5日に武道館で開催予定です。
プロの出演者への出演料などを含め、直接的な番組の制作費はNHKが負担します。
町の予算の内訳は、会場の設営費が主なものです。
現在、出演、観覧希望の申し込みを受け付けています。
新型コロナウイルスの影響で、中止になることも大いに考えられるのですが、それまでに収束し、実施してほしいですね。
<参考リンク>
NHKのど自慢(高千穂町公式ホームページ)
ソラシドエア機体広告 538万 来年度を検討
ソラシドエアの地域振興・機体活用プロジェクト「空恋」を実施します。
これは、ソラシドエアの機体1機が1年間、高千穂町仕様になるものです。
具体的には、機体へのPRシールの貼り付け、機内誌に高千穂町の情報を掲載、機内シートポケットへ町の情報誌挿入などです。
機体へのPRシールというのは、こうゆう感じですね。
これは、以前に取り組まれていた綾町のものです。
10の空港間を、年間に約2,500便就航するため、多くの人に高千穂町をPRできます。
広告の掲載時期については、100周年の記念式典を予定している10月から1年間掲載予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による減便を受け、今年度は実施せず、来年度を検討しているところとのこと。
同じお金をかけるなら、より多くの人に見てもらう方がいいですので、来年度に期待です。
<参考リンク>
機体プロジェクト「空恋~空で街と恋をする~」(株式会社ソラシドエア公式ホームページ)
ソフトバンク試合協賛 481万円 無念の中止
九州唯一のプロ野球球団であるソフトバンクホークスの試合を協賛し、その試合中において、物産販売をはじめ、高千穂町のPRするものです。
ただ、結論から言うと、新型コロナウイルスの感染拡大により、無念の中止となりました。
試合前イベントなどに、町内の子どもを初め、多くの方に関わっていただく予定だったのですが、残念です。
こちらについては、来年度の予定も白紙とのことです。
まとめ
100周年記念事業として、執行部から4つの企画があがり、予算が議会で議決したにもかかわらず、ソフトバンク試合協賛は完全に中止。
のど自慢も、もしかして、ということもありえます。
令和2年度で取り組む事業の予算については、実際には令和元年のうちに計画をたて、予算案を出すことになっています。
まさかその時には、コロナウイルスのことなど考えもしませんので、仕方ないですね。
一日も早い収束を、切に願います。
では、今回はこれで失礼します。