板倉てつお 公式ブログ

行政の予算を管理する3つの金庫。一般会計、特別会計、企業会計について。

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

明日(10月31日)は、今回の議会の最終日です。
ぜひ、ご都合のつく方は、傍聴に来ていただければと思います。

今回の議会でメインとなっている議案は、昨年度、つまり、平成28年度の決算についてです。

そもそもの話になりますが、私たちが払っている税金は、国、都道府県、市町村の収入となります。
そして、その財源をもとに、様々な行政サービスが実施されます。

毎年、年度(4月1日~)が始まる前に、収入と支出の予想を見積ったものが予算です。

今回の議会では、昨年(平成28)度について、きちんと見積もった通りに収入があったのか、そして、予定していた事業を遂行できたのかについて、審査しています。

いわば、一年間の家計簿の総チェック、といったところでしょうか?

 

高千穂町の場合、ざっとですが、140億円ほどの予算規模となっています。

それだけのお金を、一つの財布で管理するのは、どんぶりすぎるので、大きく、一般会計、特別会計、企業会計の3つに分けて管理しています。
高千穂町の場合、図のような感じです。

 

一般会計は、そのまんまですが、一般的な行政にかかる経費を扱うものです。
また、原則として、すべての歳入・歳出を、単一の経理で運用することが望ましいとされています。

とはいうものの、行政サービスの中には、企業的な性格の事業もあり、それらについては、収支採算を明らかにするために、別会計で経理しています。

それが、特別会計だったり、企業会計です。
特別会計と企業会計については、それを規定している法律が異なります。
(例えば、水道事業については、地方公営企業法の適応をうけるので、企業会計など。このあたりの知識については、まだ自信がありません、、、。)

 

高千穂町の場合、一般会計の他、特別会計が6つ、企業会計が2つ、合計で9個の会計あります。
平成28年度の予算はこちら。

( 議会だより 「たかちほ NO.90」より)

 

簡単に理解すると、3つの金庫があって、さらに9つの財布に細分化されるということになるでしょうか。
とりあえず、私はそう理解しました。^^;

1年間の家計簿をチェックするわけですので、書類の量が半端ないです。

最初、この書類の束を見たときは、目を疑いました(笑)。

量が量なので、本会議だけで審査するわけにいかず、3つの委員会にて、詳細に審査してきました。

一般会計については、一般会計審査特別委員会。

国民健康保険特別会計、西臼杵地域介護認定審査会特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、国民健康保険病院事業会計については、文教厚生常任委員会。

簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計、水道事業会計については、総務産業常任委員会、

といったかんじです。

明日は、それぞれの委員長からの報告と、最終的な採決があるというわけです。

というわけですので、明日(10月31日)、13:30にご都合のつく方は、ぜひ、議会の傍聴へお越しください。
それぞれの委員長の報告を、ぜひ聞いていただければと思います。

お待ちしております!

 

 

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