板倉てつお 公式ブログ

コロナ対策の国の交付金 3億4,886万円の使い道

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

8月12日に臨時の議会がありました。
何が話し合われたのかというと、新型コロナウイルス対策として、国から町に交付された3億4,886万円の使い道です。

国としては、この交付金で、新しい生活様式の実現に向け、地域の実情に合わせて取り組むよう求めていました。
結果として、私も含め、議会が以前から執行部に求めてきたことがいくつも予算化されました。
今回はその概要について主な事業をまとめます。

 


※宮崎日日新聞(令和2年8月13日より)

 

商品券配布 6,543万円

町民1人あたり5,000円分の商品券を配布し生活を支援するとともに、町内の消費を喚起することで地元商工業者の支援をします。
☆9月末には配布したいとしています。

 

本庁舎空調設備整備 5,696万円

庁舎内の換気環境を改善するために、水冷ユニットの更新やファンコイル(天井の吹き出し)の取換えを行います。
また、大会議室については、独立した空調が入っているのですが、今回の予算で空調そのものを更新します。

 

小中学生1人1台パソコン整備 4,095万円

国が進めるGIGAスクール構想(義務教育課程の生徒に1人1台パソコン整備)の実現に向け、現時点で不足している700台のパソコンを整備します。

 

営農継続補助 2,000万円

現在、国の「高収益作物次期作支援交付金」や県の「農産物供給力強靭化緊急対策事業」など、農業者向けの支援策が打ち出されていますが、どちらも比較的規模の大きい生産者が対象となっています。

町として、国や県の支援の対象にならないものの、これまでも農業生産に取り組んでこられた生産者を支援し、営農を継続していただくための予算です。

 

オンライン診療システム導入 1,799万円

新型コロナウイルスの感染症が拡大しているような状況では、特に持病がある人ほど、病院に行くこと自体がリスクとなる場合もあります。
そこで、電話やICT機器を使った診療や服薬指導が可能なシステムを導入します。

すでにこうした取り組みは広がっており、下記の一覧を見ると、郡内では国見ケ丘病院、五ヶ瀬町国民健康保険病院が対応しています。

電話や情報通信機器による診療を行う医療機関の一覧(宮崎県)

 

休業要請協力金 1,780万円

県による8月3日から16日までの休業・時短要請に応じた事業者に対し、協力金を支給します。

 

社会福祉施設へマスクなど配布 1,596万円

町の社会福祉施設などに、マスク、消毒液、防護服、ゴーグルなど、感染防止対策の物品を配布します。

 

庁舎内通信環境整備 1,000万円

いろいろな場面で、TV会議の必要性は高まっているものの、現在の庁舎内の通信環境は十分な環境ではありません。
庁舎内の通信環境を整備し、さらにセキュリティについても強化をし、庁舎内のIT環境の改善を図ります。

 

4月28日以降に出産された方へ町独自給付金 900万円

国の特別定額給付金は、令和2年4月27日までに生まれている人が対象でした。
それ以降に出産された方に対する支援として、1年以上高千穂町に定住する方に限り、町独自に1人当たり10万円を給付します。

 

コンビニ収納システム導入 895万円

公共料金をコンビニで支払うことができるようになるシステムを導入します。
さらに、将来的にはキャッシュレス決済の導入も予定しています。
そうすることで、住民サービスの向上を図るとともに、接触機会を減らすことが目的です。

 

タブレット議会 864万円

離れた場所でも会議の開催を可能とするべく、タブレットと会議システムを導入します。
ただし、地方自治法において、本会議は議場で行うことが前提となっているため、本会議をそれぞれが離れた場所で開催することは現行法上できません。
一方、専門的に審査する委員会は議場で行うといった前提はないため、こちらは離れた場所で開催することができます。

 

家畜市場購買者支援 635万円

家畜市場に購買者を呼び込むため、来町にかかる経費の一部を補助します。
宿泊費助成は5,000円、旅費助成は3,000円の予定です。
この経費を、五ヶ瀬町、日之影町とともに負担します。

 

広域行政事務組合の感染症対策 453万円

広域行政事務組合の斎場、衛生センター、消防について、感染症対策のための物品購入についての高千穂町の負担金です。

 

総合運動公園照明整備 435万円

総合運動公園を利用するランニング、ウォーキング愛好者が増加しており、環境を整備します。

 

避難所の感染防止対策 427万円

密な環境になりやすい避難所において、感染症防止対策に取り組むため、間仕切り用段ボール400枚、簡易ベッド(サマーベッド)70個、換気用大型扇風機8台、備品格納用倉庫6台などを購入します。

 

町独自宿泊割引クーポン 420万円

町独自の割引クーポンを発行し、宿泊客の増加を図ります。

 

ふれあい給食センター環境整備 387万円

調理施設の整備や配達時の衛生用品を配布し、利用者とボランティアの感染防止を図ります。

 

重度心身障がい者マスクなど配布 373万円

感染すると重症化するリスクの高い重度心身障がい者にマスクを配布します。

 

VRコンテンツ制作 350万円

町内を空撮し、荒天時にVRにより観光地巡りを疑似体験できるようにします。

 

学校、社会教育施設の感染予防対策 282万円

学校および社会教育施設における感染予防対策のための物品として、非接触型体温計、手指消毒材、マスク、パーテーションなどを購入します。

 

高千穂鉄道遺産化事業 279万円

シンポジウムを開催し、鉄道遺産としての価値を広く内外に認識させ、コロナ収束後の誘客につなげます。

 

山を巡るスタンプラリー 275万円

高千穂の山々を巡るスタンプラリーを企画し、登頂者にスマホ内でデジタル登頂賞を付与します。
さらに、道の駅などで実物を受け取れるようにします。

 

オンライン会議・面会環境整備 270万円

役場と各福祉施設をオンラインでつなぎ会議をしたり、施設利用者と家族がオンラインで面会ができるよう環境を整備します。

 

土産品送料補助 250万円

土産物を宿泊プランに組み込んで販売し、消費拡大と宿泊者の増加を図ります。

 

町立病院内における啓発 149万円

町立病院の各診療科の待合室にテレビを設置し、感染防止や健康体操のビデオを放映する。

 

町立図書館ネット検索・予約システム導入 124万円

町立図書館の貸出において、ネット上で検索・予約を行うことで、利用者の滞在時間の短縮を図り、接触機会を減らします。

 

マイナンバーカード管理システム導入 117万円

マイナンバーカードの使用機械の増加が予想されるため、窓口での作成手続き用の端末を購入します。

 

LINEによる情報発信 108万円

LINEの公式アカウントを作成し、登録者に対し、新型コロナウイルスの情報など、迅速かつ正確に伝えます。

 

病院の感染対策物品保管倉庫設置 107万円

病院の2階に、マスクやガウンなど感染対策の物品を補完する倉庫を2庫設置します。

 

最後に所感

個人的には、前回の議会で一般質問をした1人1台のパソコン整備や、以前から提言していたLINEの公式アカウントが実現したのはうれしいですね。

また、議会として執行部に以前から要望していたタブレット議会も実現しました。
リモート会議を実際にするかどうかは正直わかりません。
しかし、議会だけで年間7万枚の紙を使っているのですが、タブレットを導入すれば、森林資源保護にもつながりますし、職員がコピーするという単純作業から解放されることになります。

他には、私は図書館も利用することがあるので、より便利になることは単純に一町民として嬉しく思います。

一方で、新型コロナウイルスの今後の第2波、第3波を想定して、民間がすすめているような在宅ワークを、役場でもできるような整備などもあれば、なおよかったと思います。

まだまだ新型コロナウイルス感染症に配慮した生活が続きます。
こうした支援や政策が必要では、というものがありましたら、ぜひご指摘いただければ幸いです。

よろしくお願いします。

 

 

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