こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
9月3日、令和2年第3回定例会が開会しました。
今回の議会について概要をまとめたいと思います。
令和2年 第3回定例会 会期日程
日程は次のようになっています。
9月3日(木) 開会
9月7日(月) 総括質疑、一部議案採決
9月8日(火) 常任委員会
9月9日(水) 決算審査特別委員会
9月10日(木) 決算審査特別委員会
9月11日(金) 決算審査特別委員会
9月15日(火) 一般質問、決算審査特別委員会
9月18日(金) 委員長報告、採決
日程の詳細は、下記をクリック
令和2年第3回高千穂町議会定例会 会期日程
報告、議案、合計33件を審議
今回提案されているのは、報告2件、議案31件、合計33件です。
議案の詳細について知りたい方は下記をクリック
令和2年第3回定例会 提出議案
ちなみに、「報告」は、その名の通り、報告があるだけです。
報告に対して、議会が賛成も反対もありません。
決算の認定を求める議案 9件
31件ある議案のうち9件は、前年度の令和元年度の決算について、議会が認定するかどうかです。
いずれも議場だけでなく、委員会にて詳細な審査を行います。
中でも令和元年度一般会計の決算についての審議は、審査項目が多岐にわたることから、委員会は3日間にわたり開会されます。
今回の議会の最大の重要議案といえます。
委員会で審査した結果が、最終日の18日に報告され、その後、採決が行われます。
もしも決算が不認定になったら
そもそもの話ですが、「予算」は、「この事業にこれだけのお金をつかってもよいか」を議会に投げかけ、議会が賛成なら予算通りにお金を使えますが、もし議会が反対となれば、お金を使えません。
一方、決算は、すでにお金を使った後で、「これだけお金を使いました」という、いわば結果報告です。
結果報告に賛成も反対もないのではと思いませんか?
そんな疑問から、もし決算が「不認定」となったらどうなるか調べたことがあるので、そのおさらいです。
答えは
「決済が議会で不認定になっても法的な効果はなく、決算に影響はない」
というもの。
ただし、当然、執行部としては「道義的責任」を負うことにはなります。
実際に、不認定になるケースもあるようです。
補正予算8件、条例13件、人事案件1件
決算以外には、補正予算8件、条例13件、人事案件1件があります。
条例のなかには、町の施設である武道館や管理センター、運動公園などの利用料を改正する条例や、公職選挙法改正に伴う高千穂町議員・町長選挙について公営とする条例などがあります。
引き続き全員がマスク着用
ところで、新型コロナウイルス感染症対策として、今回も全員がマスク着用しての議会となっています。
傍聴に来られる方につきましても、マスク着用でお願いいたします。
では、今回はこれで失礼します。