こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
8月末に「国際開発ジャーナル」という雑誌から取材を受けたのですが、その最新号となる2020年10月号が完成し、私の記事が掲載されました。
自分のこれまでの経験が、どのように今の議員としての活動に生かされているのかを振り返る良い機会となりましたので、まとめたいと思います。
国際開発ジャーナル2020年10月号に掲載されました
国際開発ジャーナル2020年10月号に、私が取材を受けた記事が掲載されました。
内容は、かつて青年海外協力隊として活動した経験のある私が、なぜ地方議員となったのか。
また、地方議員として地方創生に取り組む中で、青年海外協力隊の経験はどのように生かされているのか。
というものです。
地域おこし協力隊から議員になった過程については、これまでも他のメディアで取材を受けたことがあったのですが、青年海外協力隊から今までのことを取材を受けたのは今回が初めてでした。
おかげで、自分がこれまでどのような価値観に基づいて生き、何をし、どんな経験をつんできたのかなど、振り返るよい機会となりました。
取材から執筆をしてくれた国際開発ジャーナルの担当者様に、この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
(出典:『
自分の頭で考えることこそ、議員活動の生命線
記事はお時間のある時に読んでいただければ幸いです。
時間がないという人のために要点を言うと、「自分の頭で考え、行動する」という青年海外協力隊時代の経験が、今の議員活動においても生きているということです。
さらに、これは記事には書いていないことですが、「自分の頭で考え、行動する」ことこそ、議員活動の生命線だと思っています。
議会とは、自治体の長が考えた自治体のお金の使い方(予算案)について、是非を問う場です。
もし、自分の頭で考えない議員ばかりで、どんな予算案でも議論もなく賛成するような議会であれば、その自治体の将来は危ういものになるでしょう。
なぜなら、自治体の長とはいえ、やはり人間。
判断を誤ることはありえます。
それをチェックすることが議会の役割です。
そのためには、議員が自分の頭で考え、「町長は必要だというが、本当にこの予算は必要か」「別の方法であれば、同じ効果をより少ない予算で得られるのではないか」など、思案を巡らす必要があります。
もちろん、議員も人間なので、判断を誤ることはありえます。
だから、議会には議員の多様性が求められます。
ちなみに高千穂町議会の定数は13人です。
それぞれの議員が、それぞれの考えに基づいて、政策について議論することこそ、議会のあるべき姿です。
私の過去のキャリアを振り返った時、「自分の頭で考え、行動する」という議員に求められる基礎が、青年海外協力隊や地域おこし協力隊の活動を通して、知らず知らずのうちに、身につけることができていたんだなと思いました。
これからも、広く意見を求めつつも、「自分の頭で考え、行動する」議員であり続けようと、気持ちを新たにすることができました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
では、今回はこれで失礼します。
<参考リンク>
国際開発ジャーナル社