こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
議会だよりたかちほの最新号の108号が発刊されました。
内容は、令和元年度の決算についてのものが多くなっています。
決算について簡単にまとめます。
令和元年度決算概要
基本的な行政サービスを行うための一般会計や、国民健康保険や各種水道など、生活には欠かせない特定目的のための会計などがありますが、私たちの生活を支えるために、これくらいの金額が使われているんだ、というくらいに見ていただければと思います。
それぞれの会計ごとに議会として認定するかどうかの採決をとります。
結果として、全会計について認定しました。
また、下の表には町の借金、貯金の状況も掲載していますので、ご確認ください。
令和元年度一般会計の収支状況
いろいろな会計がありますが、中でも最も時間をかけて審査するのが一般会計です。
議会だよりでは、単純な歳入・歳出だけではなく、前年度までの収支の累積を除外した「単年度収支」や、さらに実質的な黒字・赤字を差し引いた「実質単年度収支」まで掲載しています。
※議会だよりたかちほNo.108 より
見ての通り、実質単年度収支は8,425万円の赤字となりました。
また、実質単年度収支は6年連続で赤字となっており、いわゆる貯金である基金を取り崩した財政運営が続いていることがわかります。
町の財政は、とっつきにくいものですが、私たちの生活と密接な関りがあるものばかりです。
ぜひ、年に1回の決算のタイミングで、町の財政事情を知っていただければと思います。
では、今回はこれで失礼します。