こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
明日(3/15)は、高千穂町議会の一般質問があり、私も登壇します。
今回の一般質問の内容を簡単にまとめたいと思います。
今回のテーマは第2期総合戦略
今回の一般質問の大きなテーマは、第2期総合戦略についてです。
何それ?という方も多いと思いますが、高千穂町では、2030年時点で人口を1万人維持するという目標を掲げています。
その人口の目標を達成するために、町として様々な施策に取り組むのですが、その様々な施策をまとめたものが、総合戦略です。
この総合戦略は、平成27年度からはじまり、令和2年度で第1期の総合戦略が終了し、令和3年度から第2期の総合戦略がはじまります。
第2期総合戦略はインターネットでも公開されているので、読むことができます。
もし読みたいという方はコチラです。
↓
【地方創生】第2期高千穂町人口ビジョン、総合戦略の公表について
そして、私も読んでみたのですが、私としてはいくつか見直した方がいいのではと思った点がありました。
今回の一般質問では、第2期総合戦略について、ここは見直した方がいいのでは?という内容で、一般質問をします。
論点1 第1期総合戦略の効果検証をするべし
総合戦略は、第1期、第2期、と継続していきます。
そのため、第1期で取り組んだ事業を振り返り、効果検証をし、見直すべきところは見直して、第2期の総合戦略を策定するべきだと思います。
しかし、第2期総合戦略を読んでも、第1期の効果検証についての記載がありません。
第1期の取り組みにおいて、何がよくて、何がダメだったのか。
どの程度、人口減少を食い止めることができているのか。
これらのことをしっかりと検証したうえで、第2期の総合戦略を策定するべきではないでしょうか。
論点2 人口に直接関連のある具体的な目標設定を
高千穂町における総合戦略の一番の目標は、「2030年で人口1万人を維持」です。
そして、それを達成するための戦略上の目標として、「移住者を年間22世帯受入れよう」という目標があります。
だったら、22世帯分の住居が必要になるわけですが、戦略の中に、「22世帯分の住居を確保しよう」という目標はありません。
このように、人口に直接関連のある具体的な目標設定をするべきだと思います。
論点3 人材育成を住民目線に
戦略のなかで、人材育成について書かれている箇所があります。
その中に、こうした文言があります。
「郷土愛を育む教育による、高千穂に貢献する人材育成の推進」
郷土愛を育む教育は大いに結構です。
しかし、「高千穂に貢献する人材育成」というのは、あまりに、自治体の都合で考えすぎではないでしょうか?
教育は、ひとりひとりのためにあるものであって、自治体のためにあるものではありません。
住民目線の表現に改めるべきだと思います。
ぜひ、傍聴に
一般質問の内容についての詳細はコチラです。
↓
一般質問通告内容集約書
今回は、トップバッターですので、10:00から登壇します。
どなたでも傍聴可能ですので、傍聴ご希望の方は、マスク着用の上、高千穂町役場4階の議会事務局までおこし下さい。