こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
高千穂町では、新型コロナワクチンの接種が、5月6日から高千穂町武道館で行われることになっています。
それに先立って、4月22日にワクチン接種のデモンストレーションが行われました。
私も被接種者役(ワクチンを接種してもらう側)で参加させていただきました。
参加した様子やその中で気づいたことなど、まとめたいと思います。
武道館内の動きをおさらい
高千穂町のコロナワクチン接種の会場である武道館の中で、どのように動くのかについて、簡単に説明したものが下の図です。
ほぼこの図の通りですが、デモを体験して思い返すと、「待機場所」がこの図以上にありました。
私の体感では、下のような感じです。
①-1 サーモ体温計
①-2 受付待機
② 受付
③ 予診票確認
④ 予診待機場所
⑤ 医師の予診
⑥ ワクチン接種
⑦-1 接種済証発行待機
⑦-2 接種済証発行
⑧ 健康観察場所
30分あたり90人が動く
計画では1ブース30分あたり、最大45人に対して接種します。
上の図で、②の受付から先が2つにわかれていますが、これは、2ブースを同時進行で回していくということです。
ですので、武道館全体では、30分あたり、最大90人に接種する計画です。
当日はもちろんスタッフが誘導や受付、予診票確認などにあたりますが、この流れを少しでもスムーズにするには、私達ひとりひとりの協力も必要不可欠だと感じました。
デモに参加して感じた協力できる3つのポイントを下記にまとめます。
(1)予約確認票の時間“内”に行く
1つめは、「予約確認票の時間“内”に行く」というものです。
「時間“内”に行く」というのは、もちろん、遅れてもダメということですが、同時に、早く行くことも控える、ということです。
予約確認票とは写真のようなもので、受付時間が書かれています。
この写真では、受付時間が14:30~15:00となっています。
この場合、15:00に遅れてはもちろんダメですし、14:30以前にいくのも控えたほうがよいと思います。
なぜなら、例えば14:00に武道館についたとしても、14:30になるまで、②の受付には通してもらえません。
早く行く人が多ければ多いほど、①-2の受付待機の場所が混雑します。
ここが混雑すると、②の受付への誘導にも支障がでる恐れもありますし、そもそも、感染症対策としても密な状況を避けるべきだと思います。
ですので、できる限り、予約確認票の時間“内”に行くようにしましょう。
(2)ワクチンの説明書に目を通しておく
③の予診票確認で、予診票をチェックします。
チェック項目の中に、
「新型コロナワクチンの説明書」を読んで、効果や副反応について理解しましたか。
という項目があります。
もしも、読んでいない場合、その場で読むことになってしまいます。
A4の用紙に両面でビッシリと書かれているため、読むのにはそれなりの時間がかかります。
もしも全員がその場で読むようなことになれば、かなりの時間がかかるのではないかと思います。
ですので、あらかじめ説明書には目を通したうえで、接種会場に行きましょう。
(3)トイレは接種前にすませておく
ワクチン接種後、健康観察が必要になるため、接種後も30分程は会場に留まる必要があります。
デモに参加した私の場合では、14:30に受付をして、ワクチン接種後に下のような紙を渡され、15:32まで健康観察のため⑧の健康観察場所にいました。
つまり、全て終了するのに、1時間ほどかかりました。
健康観察の間、トイレに行きたくなったら行けるのですが、もしも、トイレに行っている時に意識障害などのアナフィラキシーの症状が現れた場合、対応が遅れてしまいます。
自分自身を守るためにも、事前にトイレは済ましておきましょう。
以上、ワクチン接種を体験して感じた、円滑なワクチン接種のために私たちができる3つのポイントでした。
では、今回はこれで失礼します。