こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
10月19日に、令和3年第3回定例会が閉会しました。
いつも、議会の前に、今回の議案の概要を紹介させていただいておりましたが、今回の議会は、選挙後の初めての議会ということや、私としても、常任委員会の委員長を初めて務めさせていただいたこともあり、ブログまで手が回りませんでした。
事後報告にはなりますが、今回の議案の概要を紹介させていただきたいと思います。
報告2件、議案27件を審議
今回の議会で審議したのは、報告2件、議案27件です。
報告は報告を受けるだけで採決はとりません。
内容としては、毎年の決算の際に、報告が義務付けられている財政指標について報告するものです。
議案の内訳は、
決算議案9件
条例議案8件
補正予算6件
人事案件1件
その他 3件
です。
詳細につきましては、下記をクリックしてください。
<関連リンク>
令和3年第3回定例会議案一覧
また、この中でお伝えしたい要点となる議案の内容については、議会だよりなどで、ご報告させていただきますので、そちらも楽しみに待っていただければと思います。
メインの議案は決算
上記のように、非常に多くの議案がありましたが、メインとなるのは、令和2年度の決算議案です。
決算議案の中でも「令和2年度一般会計」についての審議は、非常に多岐にわたるため、4日間かけて審査をしました。
決算については認定をするかしないかが、議会に問われます。
通常は認定されますが、全国の事例の中には、ごくまれに不認定となるケースもあるようです。
ただ、決算については、これだけの事業を行い、これだけのお金を使いました、という結果報告であるため、仮に不認定となっても、決算の内容が変わることはありません。
とはいえ、万が一不認定となれば、執行部としては、行政運営が不適切だと指摘されたという「道義的責任」を負うことにはなります。
結論としては、今回の高千穂町議会ではすべての決算について、議会として認定をさせていただきました。
よかった、よかった(笑)。
決算を含めた各議案の詳細についても、後日、改めて記事にしたいと思います。
議員発議で規則改正と意見書を可決
最終日には、町執行部から提出された議案以外に、新聞記事にあるとおり、議員からの発議で、議会会議規則と国に対する意見書を、それぞれ可決しました。
会議規則は、議員の休みに関する規則についての改正(改正前は、議会の欠席理由は事故しか認められていませんでした)で、意見書は、コロナ対策のための地方税財源の拡充を国に求めるものです。
どちらも全国の議会で同様の動きがあるなかで、高千穂町議会としても、足並みをそろえたかたちです。
非常に簡単ではありますが、異常が、今回の議会の概要になります。
では、今回はこれで失礼いたします。