昨日(12/21)、新しい試みとして、「議会報を読んでみよ会」をしました。
まず、参加してくれた人に感謝です。
ありがとうございました。
特に意図したわけではありませんが、結果的に、私と親しい人が自然と集まってくれました。
ですが、私が議員となり、議会報の編集もしているとはいえ、議会報をきちんと読んだことがあるという人は、ごくわずかでした。
そして、いざ、読み進めていくと、「これって、どうゆう意味?」という言葉が続出。
議会報の編集部では、小学生が読んでもわかるようにと、わかりやすく書いているつもりでも、実際は大の大人でもわからない言葉がたくさんあるのです。
たとえば、「不納欠損」と「収入未済」。
これは、税金を払うのは国民の義務ではあるものの、諸事情により、滞納される方もいます。
行政側からすると、徴収をしそこなっている状態になるのですが、この状態を「収入未済」といいます。
そして、遅れてでも徴収ができればよいのですが、破産や死亡、行方不明など、徴収するのは現実的ではないという場合、「不納欠損」として、会計上、手続きをするのです。
また、「観光6施設の累積赤字は膨らむ一方で~」という表現もありますが、この「観光6施設」が何なのか、ご存知の町民の方はどれほどいるでしょうか?
高千穂町が言うところの観光6施設とは
・高千穂温泉
・天岩戸温泉
・温水プール
・四季見原キャンプ場
・高千穂峡淡水魚水族館
・養魚場
のことです。
このように、議会や議会報において、当たり前につかわれる用語でも、一般にはなじみのない言葉が多いのです。
正直、私自身、きちんとわかっていないことも多く、とても勉強になりました。
結局、議会報の半分も読むことができませんでしたが、参加していただいた方から、「議会のことが少し身近に感じることができてよかった。こうした取り組みを、今後も続けてほしい」と感想をいただきました。
12月の定例会が終わると、また、議会報の編集に取り掛かります。
完成したら、また、「議会報を読んでみよ会」を開催したいと思います。
今回もでしたが、もちろん、次回もポテチつまみながら、堅苦しい雰囲気はなしでやります!
ぜひ、多くの方のご参加をおまちしております。