こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
9月13日(月)は、一般質問があり、私を含めて6人の議員が登壇します。
今回は私は「町民に寄り添う町政の推進について」というテーマで質問します。
論点をまとめたいと思います。
論点1 パブリックコメントの改善
行政機関が、さまざまな計画などを定める際に、計画案の段階で住民に公表し、それに対する意見を募集することで、住民の声を行政に反映させる制度です。
日本語では意見公募手続制度といいます。
近年、高千穂町でも実施されることが多くなり、住民の皆様であれば、町内の無線放送などで耳にしたことがあると思います。
しかし、問題点は、意見を募集しているものの、町民からの意見の提出があまりないということです。
そして、私が思うに、町民がなまけているから意見の提出があまりないのではなく、高千穂町の意見の募集方法に問題があると思っています。
現在は、事前の予告なく、いきなりパブリックコメントが開始されますが、例えば事前にパブリックコメントを実施することを告知していれば、より多くの意見が集まるのではないかと思います。
その他にも、計画案についての説明会を実施することも、町民からの意見の提出に繋がると思います。
これらの取り組みをすることで、パブリックコメントでより多くの町民の意見を集め、町政に反映させるべきだと思います。
論点2 意見箱の設置
高千穂町立病院のロビーには、意見箱が設置されており、誰でも投書することができます。
また、投書された意見は、その回答とともに、閲覧することができます。
こうした取り組みにより、病院の改善が絶え間なく図られています。
一方、高千穂町役場のロビーには、そのような意見箱は設置されていません。
町の広報誌内のハガキや、町公式LINEなどで、町政についての意見を提出することができます。
それに加えて、ロビーにも意見箱があったほうが、より多くの意見を頂くことができると思いますので、設置してはどうかと思っています。
論点3 重要施策についての意見交換
現在、町にとっての重要施策が進捗しています。
具体的には、1つには、今年度の6月に設立された、高千穂町づくり公社、もう1つは、現在、計画が進められている高千穂鉄道跡地公園化です。
まちづくり公社については、7月から、町内の2つの物産館(道の駅、鬼八の蔵)の運営を始めています。
ここでは生産者との意見交換会などを実施することが、定められていますが、今のところ、まだ実施されていません。
高千穂鉄道跡地公園化については、今年2月に実施された高千穂鉄橋シンポジウムにおいて、参加者から町民とのワークショップをする案が出ており、町長も同意されていました。
しかし、まだ、町民とのワークショップが開催されていません。
この2つは、現在の町の施策の中でも、重要施策であるため、とくに町民の声に耳を傾けながら進める必要があると思っています。
早急な実施を求めたいと思います。
傍聴におこしください
以上のような論点で、議論をしていきたいと思っています。
もしもご都合がつきましたら、ぜひ傍聴にお越しください。
<関連リンク>
令和4年第3回高千穂町議会定例会 一般質問通告内容集約書
では、今回はこれで失礼します。