板倉てつお 公式ブログ

6月議会からライブ中継はじまります

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

はやいもので5月は間もなく終わり、6月ですね。
6月は議会のある月です。

ところで、高千穂町の皆様に大切なお知らせがあります。
なんと、6月議会から、高千穂町のテレビたかちほで、議会の様子が中継されることになりました。

今回の記事では、この件について、経緯も含めてお知らせしたいと思います。

6月議会からテレビたかちほで中継

高千穂町議会は令和5年6月の議会から、テレビたかちほでライブ中継をはじめることとなりました。

私は議員になる以前から、もし議員になったら議会の中継に取り組みたいと思っていました。
ですので、実に6年ごしの念願がかなったことになります。

なぜ、私が議会中継に取り組みたいのかというと、よりよい地域社会をつくるには、地域の課題について、住民全体でどうすればよいのかを考え議論することが必要だと思うからです。

そして、地域の課題について議論する場の中心地が、議会です。
そのため、議会でどういったことが議論されているかが、多くの人に知っていただければと思っています。

もちろん、議会の傍聴は誰でも可能なのですが、傍聴となると、なかなか気が引けるというのが実情です。

傍聴となると議会に足が向かない方でも、これからはテレビたかちほでの中継という形で、気軽に議会の様子を見ていただけるようになります。

議会中継の全国の状況は

ところで、議会中継については、している自治体もあれば、していない自治体もあります。

全国的にみると、どの程度の議会で実施しているのでしょうか。
インターネットで調べてみると、早稲田大学マニフェスト研究所による、2021年度の調査結果がありました。

それを見てみると、回答があった1355の議会のうち、全体の65%にあたる884の議会がライブ中継を、また全体の68%にあたる920の議会が録画中継を行っているようです。

出典:議会改革度調査2021単純集計①【情報共有、住民参画】


議会中継の機器整備を町執行部に要望

多くの議会で中継に取り組んでいる中で、なかなか高千穂町で実現できなかった要因は、お金です。

議会の中継をするためには、設備投資が必要になるのです。

もちろん、お金をかけずにする方法もあるにはあります。
実際に、お金をかけずにできないものか、高千穂町議会でも試験的に、手持ちのビデオカメラを議員自ら操作し録画したことがあります。

しかし、お金をかけない方法ですれば、そのしわ寄せがどこかにいくのです。

具体的には、音声が悪かったり、録画したものを編集する手間がかかったりと、新たな課題が出てくるのです。

そのため、やはりきちんとした機器整備が必要だということで、議会から町執行部に対し、議会中継の設備に予算を付けてもらうよう要望していたのでした。

コロナ対策として国の交付金を活用

要望後も厳しい財政事情から、なかなか実現しなかったのですが、コロナ対策のための国からの交付金が交付され、コロナ対策のひとつとして議会中継の機器整備を実施することで、町としては自主財源を節約しながら整備できることになりました。

金額として、521万円です。
昨年の2022年6月議会の時のことでした。

その後、中継のための機器が整備され、実は2022年の12月と2023年の3月の議会では、議会中継の前段階として、役場庁舎内で議会中継を実施しており、特に問題なく中継ができていまいた。

そして、6月からは、テレビたかちほでのライブ中継に取り組むことになりました。

今後はネット中継も実現させたい

以上のような経緯で、6月議会から、テレビたかちほで議会のライブ中継がはじまります。
ぜひ、多くの人に見ていただければと思っております。

個人的には、次の段階として、議会のネット中継を考えています。
ネット中継ができれば、ネット環境さえあれば、どこにいても見ることができますので、より便利になると思います。

引き続き、議会の可視化に積極的に取り組んでいきたいと思います。

では、今回はこれで失礼します。

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