こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
現在、令和5年第2回高千穂町議会が開会中です。
そして、6月13日と6月14日に、一般質問が行われます。
もちろん、今回も私は登壇します。
質問のテーマは、「高千穂中学校移転改築」と「鉄道跡地公園化」の2つです。
本当は2回にわけて、それぞれについて、時間をしっかりとって一般質問をしたいくらいのテーマです。
しかし、今のこのタイミングを逃すと、手遅れになってしまいかねないと思い、この2つのテーマで一般質問をすることとしました。
この記事では、今回の論点をまとめたいと思います。
論点1 高千穂中学校と他の公共施設を複合化しては
町民の皆様であれば、すでにご存知のことと思いますが、現在、老朽化している高千穂中学校の移転改築が検討されています。
今年度(令和5年度)から、教育委員会内に、「高千穂中学校移転改築検討委員会」が設置され、どこに、どのような中学校をつくるのかが検討されることとなっています。
私は、この高千穂中学校の移転改築とあわせて、他の公共施設も学校施設と複合化し、整備してはどうかと提言したいと思っています。
他の公共施設とは、例えば、図書館および中央公民館、中央体育館、子育て支援センター、温水プールなど、いずれも老朽化が進んでいる施設です。
中学校とこれら施設について、個々に建て替えや大型改修をするとなると、全体の事業費はかなり大きくなります。
そこで、中学校の整備とあわせて、これら施設の機能も備えた複合施設として整備してはどうかと思っています。
例えば図書館であれば、中学生だけが使用する図書室を整備するのではなく、中学生はもちろん、一般の町民も利用する図書館として整備してはどうかということです。
複合化のメリットとしては、全体としての整備費用を削減することができるほか、個々での整備よりも施設機能の高機能化が図れること、さらには、児童生徒と一般の施設利用者との交流を深められることなどがあげられます。
論点2 鉄道公園は規模を縮小するべき
町が策定した鉄道跡地公園化基本計画の内容は、28億円(PFI事業として取り組んだ場合。金額については以下同様)をかけて、高千穂鉄橋周辺を整備する内容です。
私はこの投資は、財政規模がせいぜい80~100億円の高千穂町にとっては、身の丈に合わないものだ感じています。
高千穂鉄橋を後世に引き継ぐにしても、よりコストを抑えて身の丈にあった事業規模にするべきです。
例えば、現在の基本計画では、県道7号エリアに、260台分の駐車場と、県道7号から旧天岩戸駅への新たな進入路を整備するとなっており、その事業費は15億円です。
私はこの部分の整備については、不要だと思います。
この部分の整備をしないだけで、整備費用が半分以下になります。
この部分の整備はせずに、大平側に60台程の駐車場を整備するだけでよいと思います。
なぜ、この部分の整備をする必要があるのかというと、基本計画において、年間20万人以上を集客したいからということです。
しかし、年間100万人以上が訪れる高千穂峡でさえ、駐車場は御塩井(おしおい)駐車場が36台、あららぎ駐車場が50台、大橋駐車場が30台です。
年間に20万人が訪れたとしても、大平側の60台で対応できると思います。
さらにいえば、高千穂鉄橋を歩廊化して歩いてもらう計画ですが、歩く体験を事前予約性にして、時間ごとの定数を定めておけば、問題ないと思います。
ぜひ傍聴に、あるいいは議会中継を
以上のテーマで一般質問をする予定です。
私の登壇予定は、6月13日の11:00頃からです。
都合がつきましたら、ぜひ傍聴に来ていただければと思います。
あるいは、今回の定例会からテレビたかちほで議会中継をしていますので、そちらを見ていただければと思います。
また、上記の他にもいろいろと提言予定です。
詳細は下記のリンクをご覧ください。
<関連リンク>
令和5年第2回高千穂町議会定例会 一般質問通告内容集約書
では、今回はこれで失礼します。