みなさん、こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
昨年12月の議会で、図柄入りご当地プレート作成委託料として約95万円が補正予算として組まれ、結論から言いますと、可決されています。
まずは、図柄入りご当地プレートの説明から。
自動車の場合、道路運送車両法によりプレートの形状や図柄まで国の管轄下にあります。
しかし、原付バイクや小型特殊自動車(トラクター、田植え機など)のプレートは、市区町村の条例に基づく地方税課税のための標識であり、その形状や図柄は自治体だけで自由に決められるのです。
とはいえ、実際は、総務省の通達に基づいた標準的なプレートが採用されている自治体がほとんどでした。
ですが、近年、自治体の知名度向上や観光振興の一環で、ご当地プレートを作る自治体が、ここ数年で急激に増えています。
(出典:日経研調べ ご当地プレート)
全国にどのようなプレートがあるのかというと調べてみると、あるわあるわ。
宮崎県では宮崎市、高原町、門川町、国富町、都城市がすでに作成しています。
(出典:日経研調べ ご当地プレート)
高千穂町でも、ご当地プレートをつくろうという話は以前からあったものの、これまでの在庫がまだ多かったことから、作成していませんでした。
ですが、ようやく、在庫も少なくなってきたので、高千穂らしいご当地プレートをつくろうということで、補正予算が組まれました。
デザイン案を町民から公募したところ、すでに、小中学校生を中心に、187件の応募があったそうです。
この中から、今年度中にデザインが決められ、来年度中には配布できる予定です。
では、補正予算の委託料は何に使うのかというと、プレートをつくる際の型板をつくるのに、お金が必要とのことです。
原付やトラクターをお持ちの皆様。
新しいご当地プレートができたら、ぜひ、交換してくださいね!
ちなみに、自動車・軽自動車についてですが、こちらは一部の例外を除いて市町村の管轄ではないため、町としてはできません。
その代わりといいますか、宮崎県が、図柄入りナンバープレートの作成を進めています。
こちらは、すでにデザイン案は決まっており、国の審査後、導入されるようです。
(出典:宮崎県版図柄入りナンバープレートに係る図柄の選定について)
コチラも楽しみですね。
では、今日はこれで失礼いたします。