こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
明日からの、6月18日、19日の2日間で、一般質問が行われます。
私はトップバッターですので、18日の10:00から登壇予定です。
今回のテーマは「予約型乗り合いバスなどDX推進について」です。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、簡単に言えば、「インターネットなどのデジタル技術により人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させること」です。
論点を整理したいと思います。
論点1 全体方針の策定を
まず前提として、国全体で、DXを推進しましょうということになっています。
そのために、2021年にデジタル庁が発足しました。
なぜDX推進が求められているのかというと、DX推進により、住民サービスの向上を実現できたり、業務効率化がはかれたりする、からです。
国の大方針をうけて、地方自治体でもDX推進しましょうということになっています。
そして、まずは自治体ごとで、DX推進のための計画を作ることがもとめられています。
なぜなら、どういった分野でDX推進をするべきなのかは、その地域ごとに異なるからです。
県内の半数以上の市町では、すでにDX推進のための計画づくりは完了していますが、高千穂町は、まだつくっていません。
そのため、論点の1つめは、DX推進のための計画、つまり、全体方針の策定を急ぐべきではないか、ということです。
論点2 住民サービスの向上を
先述のとおり、DX推進の目的のひとつは、住民サービスの向上です。
私がDX推進が必要だと考えるもののひとつが、高千穂町のコミュニティバスです。
本町のコミュニティバスのふれあいバスは、年々利用者は減少傾向にあります。
その一方で、燃油高騰の影響で、費用は増加傾向にあります。
この状況を変ええるのが、予約型の乗り合いバスだとおもいます。
つまり、決まった時間に決まった路線を走るバスではなく、利用者が予約したい日時を事前に予約し、同じ時間帯で予約した複数の利用者で、バスを共有するものです。
利用料金は、通常のバスより割高になりますが、タクシーほど高くはないことが一般的です。
昨年、議会で予約型乗り合いバスに取り組む先進自治体を視察しました。
そこでも、従来方式のバスの利用者は減少しているとのことでしたが、予約型を導入したところ、予約型については、利用者が右肩上がりとのことでした。
本町においても、予約型乗り合いバスの導入が求められていると思います。
その他に、LINEを活用した災害通報システムや、公共施設の予約、テレビたかちほを活用したデータ放送、役場窓口の改革など、提言する予定です。
論点3 業務効率化を
DX推進の目的のふたつめは、役場の業務効率化です。
たとえば、電子入札です。
入札とは、公共工事を行う際に複数の建設会社が競争的に参加し、誰がどの価格で工事を請け負うかを提案し、契約者を選定する手続きです。
現在、本町では、従来どおりの紙での入札を行っています。
そのため、建設会社の方は、入札のためだけに、役場に出向く必要があります。
そうなると、当然、近隣の事業者しか入札に参加できませんし、役場に行く時間がない事業者は、入札にさんかできなくなります。
一方、現在、多くの自治体で取り組んでいるのが、電子入札です。
インターネットで入札が可能なため、役場に出向く必要はありません。
近年、災害が発生しても、それを請け負ってくれる建設業者が見つからない、という事態が多くなっています。
少しでも多くの事業者に入札に参加してもらえるよう、電子入札に切り替えるべきだと思います。
その他、電子決裁など、提言する予定です。
ぜひ、傍聴席に
最後に宣伝です。
私の登壇は、6月18日の10:00からです。
ぜひ傍聴にお越しください。
役場に来る時間がなければ、ぜひテレビたかちほによる議会中継をご覧ください。
また、質問内容の詳細は、下記でご覧いただけます。
<関連リンク>
令和6年第2回高千穂町議会定例会 一般質問通告内容集約書
では、今回はこれで失礼します。