こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉です。
一昨年前には熊本で震災があり、昨年は大型の台風が立て続けに来ました。
災害はテレビのニュースで見る対岸の火事ではなく、いつ自分の身にふりかかるかわかりません。
平時の備えと早めの避難が大切ですね。
さて、昨年12月の議会で、旧向山南小学校の体育館トイレの改修費用として、約138万円が補正予算で組まれ、可決されています。
高千穂町内の人なら記憶に新しいと思いますが、昨年、台風5号が発生した際、町内6ヶ所
・自然休養村管理センター
・押方体育館
・旧向山南小学校体育館
・岩戸小学校体育館
・田原中学校体育館
・田原出張所
の避難所が開設されました。
その際、要望として多かったのが、トイレについてでした。
具体的には、押方体育館、旧向山南小学校体育館、田原中学校体育館には洋式トイレがなく、高齢の方にとっては、トイレがしにくいという問題がありました。
この問題について、10月議会の一般質問で、安在昭則議員から洋式化へ改修ができないか質問がありました。
それを受けてなのか、以前から計画にあったのかはわかりませんが、今回、旧向山南小学校体育館についての改修の補正予算が町長側から上げられ、議会として可決したという流れです。
他の押方体育館については来年度に改修予定で、田原中学校体育館については、学校内の洋式トイレを使ってもらうということで、対応しています。
このように、町長をはじめ行政に提案した内容が目に見える形で実現することは、議員としてもやりがいがありますね。
さて、この際、避難所のトイレについて、さらに、つっこんで考えてみましょう。
災害時には断水などで、トイレがあっても水が使用できなくなることも考えられます。
そんな時はどうしましょう?
屋外のイベントなどで設置されている仮設トイレがありますが、災害が発生してすぐに設置されません。
せいぜい、数日後がいいところでしょう。
では、それまでどうするか?
答えは、自作です!!
といっても、とっても簡単。
ポリ袋2枚と新聞紙があったら、最低限のものはできます。
日本トイレ研究所が紹介している資料がとてもわかりやすいですね。
(出典:緊急用トイレの作り方)
ただ、これができるのは、洋式トイレがある場合です。
和式トイレしかなかったり、そもそもトイレがない場合どうするか。
そうなると、便座自体をつくるしかありません。
そんなの、どうするの?って感じですが、段ボールがあれば、つくれるようです。
↓
ダンボールトイレの作り方
というわけで、避難所のトイレについてのお話でした。
今日はこれで失礼いたします。