昨日、私の考えをまとめたホームページをSNSで紹介させていただきました。
また、同様の内容を記載したリーフレットを、友人、知人を中心に手渡しさせていただきました。

ですが、さっそく壁にぶつかってます。
よく言われることですが、政治は、地盤、看板、鞄が必要とされます。
地盤は後援組織の有無。
看板は知名度。
鞄は資金力。

私にはどれもありません。
それは最初から分かっていたのですが、なにもないところを、若さと行動力で補おうと思っていました。
つまり、リーフレットについては、一人で全戸にポスティングしようと思っていました。

とはいえ、政治活動についての知識がない私は、選挙管理委員会にいろいろと確認したうえで行動しています。
（ホームページやリーフレットも、選挙管理委員会に確認していただいたものです。）

その結果、（告示前とはいえ告示日、投票日が決まっている）この時期に、そうした活動をするのは、選挙の事前運動とみなされる恐れがあるとの回答をいただきました。

ダメですよとも、いいですよとも教えてくれず、結局、グレーゾーンですとしか教えてくれません。
といっても、選挙管理委員会がダメなのではなく、公職選挙法がそうしたあいまいな法律のためです。

地盤も看板もない私にとって、全戸へのポスティングは、唯一、私の考えを多くの人に知ってもらう方法だったのですが、それがグレーゾーンといわれると、躊躇してしまいます。

ある方から、
「全戸までいかずともポスティングはみんなやっている。
だから、やっても問題ない。」
と、アドバイスをいただきました。

「みんなやっている」

今の私にとって、これほど魅力的な言葉はありません。

「みんなやっている。だから私もしてもよい。」

みんなやっているんだから、私がしても悪くないでしょ。
そもそも、黒じゃなくて、グレーなんだから、やっていいでしょ。

でも、、、。
こうした話は、どこかで聞いたことがありますね。

「これくらいのスピード違反、みんなやってるじゃないか。」

「これくらいの残業、みんなサービス残業でしてるじゃないか。」

「未成年の飲酒なんて、みんなしてるじゃないか」

「タバコの吸い殻のポイ捨てくらい、みんなしてるじゃないか」

「派遣切りなんて、どこの会社もしてるじゃないか」

「談合なんて、どこの会社もしてるじゃないか」

「海がごみで汚染されているとはいえ、みんなポイ捨てをしてるじゃないか」

今の世の中、正直者がバカを見るといわれます。
正直であれば、損をするということです。

これくらいのことはみんなやっているんだから、やらないと損をするということです。

でも、私はそんな世の中を肯定するために、活動しているんだろうか？
本当に、そんな世の中でいいんだろうか？

私は正直者がバカを見ない世の中であってほしいと思う。
私の力なんて、ほんとうにわずかだけれども、正直者こそむくわれる世の中をつくために、できることをしたいと思います。

だから決めました。
苦渋の決断ではありますが、全戸へのポスティングはやりません。
自分で自分の首をしめる決断になるかもしれませんが、もう決めました。

数多くある漫画や映画の主人公だって、どんなに敵に追い詰められても、正攻法で敵を倒すものです。
私も、そんな格好いい主人公に、一歩でも近づきたいと思います。

その代わり、お願いがあります。
私の手元に、私の考えをまとめたリーフレットがあります。
全戸へのポスティングはしませんが、人から人へ渡すことは認められています。
ですので、私自身、よく知る間柄の方には手渡しで渡しています。
とはいえ、私一人の人脈なんて、たかが知れています。

そこで、お願いというのは、もし、共感していただけるなら、お力をお貸しいただけないでしょうか？
皆様のお知り合いに、リーフレットを渡してもいいよという方がいらっしゃいましたら、私にメッセージをいただけないでしょうか？

よろしくお願いいたします！