板倉てつお 公式ブログ

政治活動と選挙運動の違い

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こんにちは。
元高千穂町地域おこし協力隊の板倉です。

何もかも初めてのことで、日々、勉強しております。
先日、私の考えをまとめたリーフレットを顔見知りに手渡しで配るのはOKとのことで、書きましたが、そもそも告示前の時期、何をしてよくて、何をしてはいけないのか。
私なりに勉強したことをまとめたいと思います。

まず、「選挙運動」と「政治活動」という言葉を知る必要があります。
結論から言うと、告示前は「政治活動」はできますが、「選挙運動」はできません。
告示前の「選挙運動」は、「事前運動」といわれ、公職選挙法で禁止されています。

では、「選挙運動」とは何か、についてですが、実は明確な定義がありません。
ただ、従来の判例や学説から、一般に次のようにされています。
(1)特定の選挙において
(2)特定の候補者の当選を得または得しめるために
(3)選挙人(選挙権を有するもの)に働きかける行為

つまり
「〇月にある〇〇選挙に□□□□が立候補するので、ぜひ、投票をお願いします。」
は、「選挙運動」とみなされます。

ですので私はリーフレットを渡すとき
「私の考えをまとめたものなのですが、ぜひ、ご一読ください」
とだけ伝えて渡しています。
選挙のことも、立候補するとも、投票をお願いしますとも言っていませんので、「政治活動」です。

 

また、リーフレットを配る範囲によっても「政治活動」と「選挙運動」が分かれます。
例えば、自分の顔見知りに「私はこのような考えなんだけど、どう思う?」というスタンスで渡す分には「政治活動」となります。
ちなみに、こうした行為は、瀬踏み行為というそうです。

一方、不特定多数にリーフレットを配ると、「選挙運動」とみなされるようです。

これには、正直、やられました。
私はリーフレットをつくって、1軒1軒ポスティングしたり、街頭に立って通りすがりの人に渡していこうと思っていました。
ですが、こうした行為が、「選挙運動」とみなされるというのです。

新人で、地盤も知名度も何もない私にとって、リーフレットは顔、名前、そして政治的な考えを知ってもらうためにとても有効なツールだと位置づけていました。

こうなると、今の私にとっての武器は、ネットしかありません。
というわけですので、皆様、シェアなどでどんどん拡散していただけると助かります。
よろしくお願いいたします!

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