こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
一昨日(3月16日)、3月の議会が終わりました。
一般会計予算案を含めた32議案が、原案どおり可決しました。
可決した主な内容について、今後、投稿していきたいと思います。
ところで、昨年9月の選挙直後の10月の議会では、22議案。
昨年12月の議会は14議案。
そして、今回の議会は32議案でした。
3月議会は、新年度の予算案や、新年度からの制度改正に伴う条例改正などがあり、これまで以上に審査内容が膨大でした。
その審査を、ひとまずは終えることができ、ほっと一息しているところです。
というわけで、今日は、ちょっと一息ついた投稿をしたいと思います。
以前も言いましたが、行政サービスは議会の可決がないことには、何もできません。
全国の議会に、私と同じように、行政をチェックする議員がいて、そしてもちろん、行政サービスを実施する職員がいる。
当たり前といえば、当たり前なのですが、その当たり前のありがたさを、議員になってやっと気づかされたように思います。
身内の自慢というわけではありませんが、私が今いる高千穂町議会の議員の方や、やり取りする行政職員の方は、非常に仕事熱心です。
一方で、公務員や議員に対する批判的な意見もあります。
「何も仕事をしていない」
「町は衰退する一方だ」
などなど。
私が感じている「みんな頑張っているんだなぁ」という感覚と、まったく相反するこうした批判や地方の衰退。
このギャップについても、実感としてわかってきました。
町の人口が減少し、衰退するのは、議員や行政職員が不真面目に仕事をしているからではありません。
それぞれの立場で、真面目に頑張って仕事をしているにもかかわらず、少子高齢化や人口減少がおきているのです。
それだけに、根深い問題といえます。
木下 斉さんの記事「地方は「真面目な人々」によってつぶされる」の内容が、ようやく実感として理解できるようになりました。
詳細は、記事を読んでいただければと思いますが、地方創生のためには、過去の常識の上に立っている真面目さよりも、非常識や不真面目と思われようとも、時代に合わせて変化し、新しい常識を作り出すことが大切です。
高千穂町議会も、時代に合わせて変わっていく必要があります。
ちなみに、先日は、議会の中継について、全議員で話し合いました。
中継にも、いろいろと種類があります。
具体的には、テレビ高千穂のようなケーブルテレビ方式やYoutubeのようなインターネット方式などです。
導入コストでいうと、ケーブルテレビ方式のほうが高くなるのですが、町民に広く見ていただくにはテレビ高千穂による中継がいいだろうとなっています。
お金のこともあるので、すぐにどうにかできるわけではないのですが、議会は議会で変わろうとしているという点、ご理解いただければと思います。
それでは、今回はこれで失礼します。