こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
新年度が始まりました。
今日から新たな生活を迎えておられる方も多いのではないでしょうか?
さて、高千穂町の平成30年度の目玉事業としてまずあげられるのが、天岩戸保育園の移転建て替えです。
ご存知の通り、岩戸中学校が平成27年に閉校となりました。
では、中学校の跡地を、いかに利用しようかとなったわけなのですが、浮上してきたのが、天岩戸保育園の移転建て替えでした。
具体的にどのような保育園が建てられるのかというと、完成イメージはこのような感じです。
木材が多く使われていて、温かみのある外観ですね。
移転改築の理由としては主に
(1)天岩戸保育園は建てられてからすでに40年近くが経っており、建て替えの時期を迎えている。
(2)現在の場所が「土砂災害警戒区域」にかかっている。
という2点が上げられます。
ちなみに、(2)について、宮崎県の土砂災害警戒区域等情報マップを見てみると、こんな感じ。
(宮崎県の土砂災害警戒区域等情報マップのスクリーンショットより)
初めて知りましたが、けっこう、赤くなってますね、、、。
さて、木材が多く使われる予定となっていますが、どうせなら、宮崎県産材を使用したいということで、農林振興課から宮崎県へ補助事業の申請をしているところです。
天岩戸保育園の事業は福祉保健課が担当していますが、農林振興課もこのような形でかかわっているとは知りませんでした。
タテ割りだとよく批判されますが、こうした異なる課で連携した取り組みは素晴らしいと思います。
ただ、その補助事業の交付が決定するのが6月以降とのことで、新年度が始まってすぐに工事に着手するというわけではないとのこと。
また、岩戸中学校跡地のどこに建てるのか、については、こちらをご覧ください。
グラウンドの北側です。
体育館の横に建てる案もあったそうですが、そうなると日当たりが悪くなるので、図にあるように敷地の北側に建てることになったそうです。
谷側になりますが、もちろん安全面を考慮し、フェンスで囲うとのことです。
また、グラウンド側にもフェンスを作りますが、フェンスの外側のグラウンドに出て遊んだり、雨の日など体育館を利用するといったことも可能なのだそうです。
平成30年度中に完成させ、平成31年度からは、新しい保育園を使えるようになるとのことで、今から完成が楽しみです。
なお、天岩戸保育園を移転建て替えした後、現在の天岩戸保育園の建物をどうするかについてですが、現在、まったくのノープランとなっています。
現在、岩戸地区では門前町のまちづくりについて、ワークショップ形式の話し合いが重ねられていますが、その中で、現在の天岩戸保育園跡地の活用について話し合ってもよいかもしれません。
では、今日はこれで失礼します。