板倉てつお 公式ブログ

ときわ園について、質疑をしました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

本日、議会があり、私はときわ園の議案について、質疑をさせていただきました。

記憶の限りで、質疑の内容をまとめたいと思います。
(※正式な議事録ではありません。発言内容をもとに、よりわかりやすい表現に変更し書かせていただきますので、ご了承ください。)

Q1.ときわ園を町の直営ではなく、民間による運営に切り替える目的は何か。

A1.今年度中に、ときわ園で特定施設入居者生活介護の指定を受け、24時間介護を提供する体制に変更する。
一方で、現在、入所者のケアを担当している職員は、全員が臨時職員となっている。
ケアを担当する職員の責任がより重くなるが、臨時職員にまかせておいてよいのかという考えがある。
とはいえ、全員を町の正職員にするだけの余裕はない。
そのため、民間の運営に切り替え、正職員を主体とした体制をとるべきと判断した。

Q2.委託するにも、いろいろな方法がある。
例えば、完全に無償で施設を譲ることもできる。
しかし、今回は、あくまで町の施設として残し、運営についてのみ民間でするという、指定管理者制度を採用している。
なぜ、指定管理者制度を採用したのか。

A2.ときわ園の施設自体は、2010年にできたばかりで新しい。
まだできて間もない施設を譲るということは、考えていない。
そのため、今回は、町の施設として残す方法である、指定管理者制度での委託とした。
しかし、将来的に、施設を譲ることは可能性としてある。

Q3.指定管理者の候補を公募することなく社会福祉協議会に決めている。公募しなかった理由は何か。

A3.町内で特養を運営されている社会福祉法人に、ときわ園を社会福祉協議会に委託する計画を伝えており、町内事業所の理解を得られている。

Q4.指定管理料はどれほどを想定しているのか?

A4.ときわ園の収入から支出を差し引きした際、半年で790万ほどが不足する試算となっており、不足分を補う790万ほどが指定管理料となる(1年間だと、1580万)。

Q5.指定期間は今年の10月から3年半となっている。
しかし、全国的には、5年間が最も多い。
なぜ、指定期間は3年半なのか。

A5.町としては、できるだけ早い段階で、社会福祉協議会に全てをまかせられるようにしたいと考えており、指定期間をとりあえず、短めの3年半とした。

Q6.指定管理者の選定理由について公表する予定はあるのか。
A6.町の広報を通じて、公表したいと思う。

このときわ園の議案については、定例会での質疑の後、担当の文教厚生常任委員会にてさらに審議され、最終日の21日に、委員会としての意見が報告されたのち、採決がとられます。

私は別の委員会なので、この委員会の審議には加われません。
最終日にどのような報告がされるのか、注目したいと思います。

今日はこれで失礼します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*