こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
前回の議会で、高千穂峡のおのころ池周辺の整備事業が補正予算で組まれました。
この件についてまとめたいと思います。
おのころ池周辺に足元誘導灯を整備
整備の内容は2点あります。
1つは、おのころ池周辺の足元を明るくする誘導灯を整備することです。
現在、夜の高千穂峡の魅力を高めるために、蛍の放流やライトアップなどに取り組んでいます。
特に、蛍の時期は、蛍に影響が出ないように、街灯の明かりを落としたりもしています。
しかし、そうなると、夜は本当に真っ暗になってしまいます。
平らで安全な場所なら真っ暗でもいいですが、おのころ池周辺は、池があったり階段があったりと、決して安全面に問題がないとは言えません。
そのため、安全性を高めるために、足元を照らす誘導灯を整備することになりました。
もちろん、蛍やライトアップには影響のない範囲の、やさしい光での整備を計画しています。
バリアフリー歩道の整備
高千穂峡の遊歩道は、かなり階段の多い道になっています。
そのため、足の悪い方の場合、遊歩道を歩いて真名井の滝を見ることが、難しいこともあると思います。
足の悪い方でも真名井の滝を見られるように、おのころ池の奥に比較的平らな道が続いており、展望台から真名井の滝を見下ろすことができるようになっています。
しかし、そこへ行くための道が、途中までは整備されているのですが、完全にはされておらず、バリアフリーとは言えないような凸凹した状態になっています。
きちんと整備をしようということで、整備のための補正予算が組まれました。
今年度内には整備完成
現在、秋の観光シーズンとなっています。
これから冬になり、観光客の数はガクンと落ちます。
それはそれで町にとっての課題なのですが、観光客の少ない冬の間に整備をし、年度内には完成する予定です。
費用は議会だよりにもあるとおり、あわせて1600万円となっていますが、半分近く県からの補助金が出るとのこと。
高千穂峡は宮崎県にとっても重要な観光資源だからということだと思います。
ありがとうございます。
この補正予算案について、町議会として可決しています。
今から完成が楽しみです。
それでは、今回はこれで失礼します。