こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
本日(11月30日)、議会の2日目がありました。
議会の内容については、まとまり次第、ブログでお伝えしたいと思います。
今日は、今月の高千穂町の広報が素晴らしい内容だったので、そのことについて書きたいと思います。
若者必見 高千穂町広報の選挙特集
毎回、特集が組まれており、その取材力に感心させられるのですが、今回の特集は、「選挙」についてでした。
その内容が、とても素晴らしく、高千穂町の人はもちろん、町外の人にも共有したいと思い、ブログでまとめたいと思いました。
(引用:町公報高千穂2018年11月号 以下、同様)
12月23日はトリプル選挙
高千穂町民にとって、12月23日はトリプル選挙の投票日です。
具体的には、
・宮崎県知事選挙
・高千穂町長選挙
・高千穂町議会議員補欠選挙
の3つです。
特に、高千穂町長選挙は、現職の町長が不出馬を表明しており、町長が変わることがほぼ間違いないような状況です。
これからの高千穂町政の舵取りを誰に託すのかが、12月23日に決まります。
下がり続ける町長選挙の投票率
高千穂町民にとって、とても大切な選挙なのですが、ちょっと気になることが、、、。
それは、選挙のたびに下がり続ける投票率です。
「平成2年まで90%を超える高い投票率を維持していましたが、平成14年の選挙では80%台に。直近の平成26年に行われた選挙では、(中略)78.44%と」なっているそうです。
若い世代ほど低い投票率
投票率をもう少し詳しく分析すると、年代別により、投票率が大きく異なることがわかります。
図をみてみると、若い年代ほど投票率が低くなっている傾向にあるようです。
また、投票数を年代別に見てみると、10~40台を合わせても、全体の25%しかないことがわかります。
若い世代は投票率が低いうえに、人口も少ないので、なお少なくなるのです。
投票率が低いとなぜいけないのか
投票率が年々下がっており、また、年代別にみると若い世代ほど投票率が低いことがわかりました。
では、この状況のなにがいけないのでしょう?
皆さんが選挙に出るつもりになって考えていただきたいのですが、もし皆さんが選挙に出たとしたら、どの年代に対して訴えますか?
上の円グラフをみたら、当然、60代をメインターゲットに、その前後の50~70代に対して支持を訴えませんか?
そのためには、高齢者福祉の充実などを公約にするのが効果的でしょうか。
一方で、「若者向けの政策」を公約にしても、全体の25%しかありませんので、当選を目指す側からすると、あまり得策とはいえません。
そうなると、実際の行政の政策も、「若者向けの政策が後回しになってしまう」でしょう。
でも、本当にこれでいいのでしょうか?
「雇用や出会いの場の創出、出産・子育て環境の整備など、今すぐに取り組まなければならない課題はたくさんあります」。
「若者向けの政策」を実現するには、若い世代の投票率が上がる必要があるのです。
あなたの1票でしか、変えられない
「自分が投票しても、どうせ結果は変わらない」という意見があります。
確かに、高千穂町という小さな自治体でも7,000票もの投票があります。
その中の1つがあってもなくても、変わらないと感じるかもしれません。
しかし、実際はまったくその逆で、あなたの1票でしか、政治を変えることはできません。
ぜひ、あなたの1票に、まちの未来を託し、投票していただきたいと思います。