こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
今日は、「政策形成サイクル」について書きます。
出張所修繕を議会として要望
議会だよりにも書いていますが、出張所の修繕について、要望書を提出しました。
きっかけとなったのは、昨年に開催した議会報告会で、出張所の修繕を希望する声があがったことでした。
こうした住民の意見を議会としてまとめ、提言として行政にとどけることを政策形成サイクルと言います。
政策形成サイクルとは
政策形成サイクルという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
政策形成サイクルについて、もう少し詳しく説明すると「住民の意見を起点として、課題を発見・調査し、課題を解決・改善するための政策提言を議会として行い、その執行について行政を監視する」というものです。
それぞれの議会により、取り組みの詳細の違いはあると思いますが、概ね、こうしたものだと思っていただければと思います。
イメージとしては、議会だよりにも掲載していた緑の枠の部分をイメージしていただければと思います。
一丸となってこそ力を発揮する議会
意外な感じかもしれませんが、個別の議員にはほとんど何も権限がありません。
もしも、1人の議員が行政に要望したとしても、一般の方が要望するのと何らかわらないのです。
なぜなら、議会は合議制の機関であり、議会の合意となって初めて権限を持つからです。
そのため、議会として要望書を提出することは、大きな意義があります。
政策提案後は執行状況をチェック
議会としての要望に、一部ではありますが、行政は動いてくれました。
岩戸出張所における照明スイッチや、田原出張所の会議室の照明など、修繕の予算がつけられ、本日、2019年2月19日現在で完了しています。
すばらしい!
もちろん、他にも多くの要望箇所があるのですが、予算の関係もあり、すぐに全ての対応は難しいといったところでしょう。
今後も、要望が実現されるまで、議会による行政のチェックは続きます。
議会報告会へお越しください
こうした政策形成サイクルをどんどん回していくことが、自分のまちをよりよくすることにつながります。
ぜひ、声を上げてほしいと思います。
ただし、声を上げる場所が、議会報告会のようなオフィシャルの場であることが望ましいです。
議会報告会で声を上げていただくことで、議会として政策形成サイクルをまわすことができるからです。
というわけで、まだ少し先のことになると思いますが、次回の議会報告会には、ぜひ、おこし下さい!
今日はこれで失礼します。