板倉てつお 公式ブログ

令和元年6月議会が閉会しました

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

6月定例会が閉会しました。
すでに新聞で取り上げられていますが、補足の説明をしたいと思います。


※夕刊デイリー(2019年6月22日)より
※一部加工

 

台湾・花蓮市との姉妹都市締結へ

台湾の花蓮市と姉妹都市盟約の締結について、議会で可決しました。
高千穂町の議会で可決しただけですので、まだ正式な姉妹都市盟約が締結されたわけではありません。

これまで観光の分野での交流が行われてきましたが、今後は、観光にとどまることなく、産業、教育、文化など、幅広い分野における交流を通し、両市町の発展の促進に取り組むということになります。

新聞記事にもあるとおり、先人の皆様の地道な取り組みがあってこそ、こうして姉妹都市盟約として結びつく見通しとなりました。

感謝申し上げるとともに、今を生きる私達で、よりよい高千穂町と花蓮市の関係づくりをしていきたいと思います。

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新たな過疎対策法の制定に関する意見書を国に提出

もう一点、新聞の見出しになっている件として、「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」というものがあります。

これが何かというと、過疎地域対策緊急措置法という法律があるのですが、これが有効期限付きの時限法となっています。
とはいえ、1970(昭和45)年に制定されて以来、更新をつづけています。
しかし、現在の過疎地域対策緊急措置法が、2021年3月までとなっています。
そのため、また更新するべきだ、という意見書を高千穂町議会が国に提出するということです。

小さな市町村にとっては、この法律はかなり重要なのです。
というのも、自治体が何か事業をするにあたり、借金をして取り組むことがあります。
借金にもいろんな種類の借金があるのですが、その中に、過疎対策事業債というものがあります。

これがどういった性質の借金かというと、元利償還金のうち、7割を国が返済してくれるというもので、市町村からすると3割を返済するだけでよい、というものなのです。

もちろん、何でもかんでも、過疎対策事業債を使えるかというとそうではありませんが、財源の乏しい市町村にとっては、大変ありがたいものです。

おそらく高千穂町だけでなく、過疎地域の多くの市町村から、同様の意見書が出されると思います。

 

補正予算など全議案が可決

その他、補正予算など、全ての議案が原案通り可決しました。
補正予算の中に、議場の音響設備改修として、981万円が入っています。

現在の議場の設備がかなり古いものになっており、せっかく傍聴に来られても、声が聞き取りづらいという声がありました。

また、私達議員は、議会が終わると、議会だよりの編集に取り掛かります。
その際、録音したものを聞きながら編集するのですが、その音が聞きづらいのです、、、。

そんなこともあり、執行部に音響設備の改修をお願いしていたのですが(おそらく、1年近く前?)、ようやく予算がつきました。

それにしても、音響設備とはいえ、結構な金額ですね。
設備だけでなく、工事も必要になるので、お金がかかるんでしょうね。

音響設備が改修されたら、ぜひ、どれほど聞きやすくなったか、傍聴に来てくださいね!

 

では、今日はこれで失礼します。

 

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