板倉てつお 公式ブログ

令和2年度当初予算が可決しました

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

令和2年第1回定例会は、3月19日に閉会しました。
執行部提出議案22件、委員会発議1件の合計23件の議案について、すべて原案どおり可決しました。

今回は令和2年度の当初予算が最も重要な議案でした。
概要についてお伝えします。

 

令和2年度当初予算は90億9,000万

令和元年度は、事実上前町長が策定した予算でした。
そのため、今回の令和2年度の予算が、甲斐町長が初めて策定した予算と言えます。

予算総額は、前年比5億9,000万円増の、90億9,000万です。
歳出の概要をお伝えします。

 

歳出合計 90億9,000万(構成比)
—————————
議 会 費  9,797万(1.1%)
総 務 費  17億93万(18.7%)
民 生 費  22億7,916万(25.1%)
衛 生 費  6億7,789万(7.5%)
農林水産費   12億4,940万(13.7%)
商 工 費  3億7,207万(4.1%)
土 木 費  10億80万(11.1%)
消 防 費  3億4,568万(3.8%)
教 育 費  5億5,258万(6.1%)
災害復旧費   400万(0.0%)
公 債 費  7億9,343万(9.1%)
予 備 費  880万(0.1%)

 

総務費、商工費が増

昨年との比較で、大きく増額になったのが、総務費と商工費です。

総務費の増額の要因は、防災行政無線をデジタル化する整備費、5億7,261万円によるところが大きいです。

また、商工費については、令和2年度に高千穂町は町政施行100周年を迎えるのですが、その関連のイベント費用、2100万円による増額が主となっています。

その他、性質別では、前年度比20.4%人件費が増えています。
非正規職員の雇用形態が、会計年度任用職員制度に移行することによる増額が主な要因です。

 

鉄道公園化事業は計画策定700万のみ

甲斐町長が昨年9月に公表した「高千穂鉄道跡地公園化構想」については、事業総額が10億円ということもあり、大きな注目を集めました。

令和2年度については、「高千穂鉄道跡地公園化基本計画」を策定する委託料として700万円が予算に入っていますが、その他に大きな予算はありません。

令和2年度に、どのような計画ができるのか、議会としてチェックをしていきたいと思います。

その他、当初予算には入れられなかった予算もあるとのことで、今後の補正予算にも注目していきます。

では、今回はこれで失礼します。

 

 

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