こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
皆さんは、マイナンバーカード(個人番号カード)を取得されましたか?
ご存知の方も多いと思いますが、2021年3月までマイナポイント事業が実施されています。
マイナンバーカードをつくるだけで、実質、5000円分のポイントがもらえるんです。
だから私もつくりました。
まだ作っていない方は、ぜひこの機会につくりましょう。
このブログでは、マイナンバーカードに関連して、議会だよりでもお知らせしている個人番号通知カードの再交付廃止について、まとめたいと思います。
個人番号カードと個人番号通知カード
混同してはいけないので、まずは「マイナンバーカード(個人番号カード)」と「個人番号通知カード」について、整理します。
まず、「個人番号通知カード」ですが、マイナンバーを通知するために、平成27年(2015年)10月から全ての住民に郵送されているものです。
こんなやつですね。
これが、令和2年(2020年)5月25日で廃止されました。
なぜ廃止されたのかというと、国としてはマイナンバーカードを普及させたいにもかかわらず、多くの国民はマイナンバーカードをつくらずとも、個人番号通知カードでとくに不便がないため、マイナンバーカードが普及していないからです。
そこで国としては、個人番号通知カードを廃止し、マイナンバーカードを普及させようとしているというわけです。
そのため、現在はマイナンバーを通知するために、「個人番号通知カード」ではなく、「個人番号通知書」というカードになっていないただの書類が郵送されています。
そして、マイナンバーカード(個人番号カード)とは、こんなやつです。
マイナンバーカードは、今後、健康保険証としても使えることが決まっています。
さらに、運転免許証としても使えるように検討がされています。
マイナンバーカードがなくても不便はなかった時代から、マイナンバーカードがあれば便利になる時代になろうとしているわけですね。
今ならマイナポイントがもらえてお得
国は、マイナンバーカードを普及させるために、個人番号通知カードを廃止しただけではなく、さらなる一手を打ちました。
それが、マイナポイント事業です。
これは2020年9月から2021年3月までの間に実施されるもので、キャッシュレス決済事業者と連携し、マイナンバーカード所有者に対し、マイナポイントとして実質5000円をばらまく、というものです。
これって、すごくないですか?
条件が、マイナンバーカードを持っているということだけですよ。
そして、マイナンバーカードは、基本的には無料でつくれます。
さらに、未成年のお子さんがいる方に朗報です。
なんと、その子にかわり、親がマイナポイントをもらうことができるんです。
これは、とってもお得ですよね。
というわけで、私も子どものマイナンバーカードを申請しました(笑)。
マイナポイント事業の詳細については、下記リンクをご覧ください。
<参考リンク>
マイナポイント事業
国の方針転換による町の条例改正
マイナンバーカードの申請や発行などの事務手続きは町役場でもしていますが、これまで書いた内容は、すべて国の政策です。
ただ、今回の個人番号通知カード廃止という国の方針転換により、高千穂町にも影響がでたのが、「高千穂町手数料徴収条例」という条例です。
町では、住民票1件300円、印鑑登録証明1通300円など、さまざまな手数料を条例で定めています。
その中に、個人番号通知カード1枚500円、というものがありました。
そして、個人番号通知カードが廃止されたために、条例中の個人番号通知カードについての項目を削除する必要が出てきたため、前回の議会で条例を改正しました。
これが、下記の議会だよりの記事の内容です。
ちなみに、個人番号通知カードが廃止され、個人番号通知書となったわけですが、個人番号通知書は紛失しても再発行ができないのだそう。
現在は、住民票にマイナンバーを記載することができるため、こちらでマイナンバーを確認するようになるとのことです。
というわけで、早めにマイナンバーカードをつくって、5000円分のポイントをゲットしましょうね!
今日はこれで失礼します。