こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
今日は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、売り上げが大幅に減少している道の駅高千穂について、まとめたいと思います。
道の駅高千穂
売り上げ予測を5186万円の減額
町の予算は、これだけ収入があるだろう、という予想に基づいて作成されます。
町の直営の施設である道の駅高千穂について、当初予算で、1億4786万円の売り上げを見込んでいました。
しかし、年度当初から新型コロナウイルス感染症の影響で客足が伸びず、当初の見込みを大幅に下回っています。
そこで、前回の12月議会において、道の駅の売り上げ予測の下方修正が行われました。
具体的には、物産館で3528万円、レストランで1658万円、あわせて5186万円が減額されました。
当初の予想が1億4786万円だったのが、5186万円減額されたわけですので、全体の約35%が減少したことになります。
広がる影響
道の駅高千穂のお客様は、以前から観光客が多く、地元客が少ないのが特徴です。
観光のお客様が9割ともいわれています。
そのため、コロナによる影響を、より受けたといえます。
また、この売り上げ減少の影響は、道の駅だけに留まりません。
当然、道の駅に出品している町内の農家や加工業者の売り上げも減少します。
私たちが町に納める税金は、前年度の収入に比例するものもあるため、次年度の町税の大幅な減少にもつながります。
さらなる減少もありえる
この下方修正は、12月議会におけるものです。
そのため、今後の状況によっては、次回の3月議会、あるいは決算時に、さらに売り上げが減少と下方修正する可能性もあります。
全てはコロナの状況次第ということになると思います。
感染症に強い道の駅へ
すでに発生した損失はもうどうしようもありません。
大切なのは、今後、道の駅を、どのように感染症に強い道の駅にするかです。
この件について、質疑をしましたので、簡単にまとめます。
Q. 道の駅には手動のドアがある。ドアノブで感染が広がることもあるため、自動ドア化するべきでは。
A. 財源的に許されれば、改修が必要と思う。
Q. 現金の受け渡しでも、感染が広がるケースがあると聞いている。キャッシュレス決済を導入しては。
A. がまだせ市場もあわせて、検討中である。
Q. ネットショッピングの取り組みは。
A. がまだせ市場の方で、検討中である。
現在の第3波が収まったとしても、第4波、第5波の可能性もあります。
また、コロナと異なる新たな感染症が拡大する可能性もあります。
感染症が発生しても、きちんと対応できる道の駅づくりをすすめる必要があると思いました。
また、まずは今の感染拡大を抑え込まなければいけません。
これまで同様、感染予防対策を徹底しましょう!
今回はこれで失礼します。