板倉てつお 公式ブログ

宿泊予約サイトにボートと神楽を連携

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出典:議会だよりたかちほNo.119

こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。

6月議会で可決した補正予算の中に、旅館業組合の宿泊予約サイトに、高千穂峡のボートと観光神楽の予約機能を追加する予算がありました。

今回はこの件について、まとめたいと思います。

旅館業組合の宿泊予約サイトとは

昨年の令和4年度の予算で、旅館業組合の宿泊予約サイトを作成しました。

事業目的は、町としては、
(1)宿泊データをリアルタイムに、詳細に、容易に取得できるようにしたい。
(2)宿泊データの分析から、効果的な誘客につなげたい。

町旅館業組合としては、
(1)旅館業組合の公式ホームぺージを構築し、地域全体で宿泊客の受け入れ体制を構築したい。
(2)大手予約サイトへ支払う手数料を少しでも減らしたい。

となります。

すでに宿泊予約サイトは完成し、公開されています。

<関連リンク>下記が旅館業組合の宿泊予約サイトです。
高千穂に泊まる

<関連記事>下記は当ブログの関連記事
宿泊データを活用し観光振興

ボートと観光神楽の予約連携に451万円

先の6月議会では、旅館業組合の宿泊予約サイトに、現在は観光協会のホームぺージでしか予約ができない高千穂峡のボートと観光神楽の予約機能を、連携させるための予算を含む補正予算が可決しています。

連携させることで、宿泊予約サイトの利用者にとっての利便性を高めることがねらいです。
利便性が高まれば、より多くの人に、旅館業組合の宿泊予約サイトを利用していただけるようになります。
利用が増えると、上記の通り大手予約サイトへ支払う手数料を減らすことができます。
そうなれば、地元に落ちるお金が増えます。
町としては地元にお金が落ちる支援をしたいということです。

なお、この事業には、国から1/2の補助が出ています。

今後は多言語対応も検討

旅館業組合の宿泊予約サイトですが、来年度以降で多言語化にも対応したいという考えがあるそうです。

新型コロナで止まっていた訪日外国人も、かなり回復してきています。
実際に、町内を歩いている外国人をよく見かけるようになりました。
観光事業者の方に聞くと、お客さんの半分は外国人という状況だそうです。

大手の旅行代理店の宿泊予約サイトは多言語対応済みですので、外国人の方が宿泊予約をする際は、そうした大手のサイトを利用されているのだと思います。
そうした多言語対応することで、外国人のお客さんの宿泊予約についても旅館業組合のサイトで予約できるようになれば、「大手予約サイトへ支払う手数料を減らす」というところは、かなり大きなメリットとなると思います。

では、今回はこれで失礼します。

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