こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
梅雨に加え、台風の接近など、不安定な天候が続きますね。
さて、今月の議会ですが、残りの日程はわずかとなりました。
私は来週の月曜、6月18日に一般質問をさせていただきます。
今回は、私を含め5名の議員が一般質問をします。
私は、地元の「高千穂高校への支援について」質問します。
質問内容はすでに、町長をはじめとする執行部に伝えています。
詳細はこちらで確認できますので、お時間のある方は読んでみてください。
詳細はこちらをご覧下さい→平成30年第2回定例会一般質問.pdf
時間がないという方のために、簡単に私の質問内容をまとめたいと思います。
まずはこちらをご覧ください。
これは、西臼杵郡の1年間の出生数をまとめたものです。
(※住民基本台帳より)
ここまで減少しているのかと、驚く人も多いのではないでしょうか?
人口減少ににょり懸念されることのひとつが、高千穂高校の入学生を確保できるのかのか、という問題です。
現在の高千穂高校は、1学年4学級160名が定員です。
しかし、近年、定員割れが続いています。
ここ3年間でみてみると、
平成28年度138名。
平成29年度127名。
平成30年度110名。
となっています。
冒頭の出生数の今後の減少を考えると、さらに入学生が減少することが懸念されます。
そこで私は質問のなかで、3つの提案をしています。
3つの提案とは、以下の通りです。
(1)高千穂町が高千穂高校の運営に関われる体制づくり
(2)高千穂高校に進学したいと思わせるようなカリキュラム改革や、公営塾による学習支援、寮の整備
(3)財源確保のためのガバメントクラウドファンド
今回の一般質問をするうえで、各地の先進的な事例を私なりに研究しました。
どこの自治体も、地域における高校の重要性を認識し、だからこそ危機感を募らせ、県立の高等学校に対して、地元の市町村が積極的に支援をしていました。
なかでも、先駆けとなっているのは、島根県の離島にある島前高校です。
島前高校の取り組みについては書籍にまとめられていますので、ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?
未来を変えた島の学校――隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦
(※アマゾンのリンクです。)
島前高校をはじめとする各地の事例を見ると、高校に対する政策は、教育のことだけでなく、地域活性化や人口減少対策、地方創生のための政策であることがわかります。
6月18日の一般質問で、精いっぱい訴えていきたいと思います。
お時間のある方は、ぜひ、傍聴におこし下さい。