こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
今回の会期日程について
8月27日に、平成30年第3回高千穂町議会定例会が開会しました。
決定した会期は次のようになりました。
8月31日(金)10:00~ 総括質疑、一部議案の採決
9月10日(月)10:00~ 一般質問
9月11日(火)10:00~ 一般質問(※ない場合もあります)
9月14日(金)13:30~ 委員長報告、採決
今回は決算を審議
今回、町長側から出された議案はというと、こちらをクリック。
今回の議会の主な議題は、平成29年度決算の認定と、平成30年度の補正予算案です。
決算とは、収入と支出の結果です。
議会としては、平成29年度の当初予算で組まれていた様々な事業が、きちんと実施されているのかや、実施した結果、予定していた成果が得られたのかについて審議します。
もし、きちんと実施されていなければ、なぜできなかったのかを問うことになりますし、実施したにもかかわらず、予定していた成果が得られなかったなら、どのような改善がなされるべきかを問うことになります。
平成29年度のすべての決算を審議するので、結構な労力です。
当然、資料も写真のような分厚さになります。
会期の予定について、8月31日から9月10日まで、ずいぶん間隔があるなぁと思われた方もいたかもしれません。
ですが、この間に議員全員「委員会」という会議を連日おこない、平成29年度の決算の審議をしています。
そして、9月14日に「委員長報告」とありますが、この時に、委員会で話し合った内容について報告があります。
委員長報告の後、各決算について認定するかしないか、議会で決をとるという流れです。
もしも決算が不認定になったら
ところで、もし「不認定」となったら、どうなるのか。
ちょっと気になって調べたのですが、答えは、
「決済が議会で不認定になっても法的な効果はなく、決算に影響はない」
というものでした。
ただし、当然、執行部としては「道義的責任」を負うことにはなります。
実例を探すと、岩手県軽米町で実際に決算が不認定となったケースがあるようです。
ちなみに、決算ではなく予算案が否決されたら、一大事です。
行政は予算があってはじめて動けるので、予算案が否決されたら身動きが取れなくなるからです。
予算と決算で、ずいぶんと違うものですね。
ぜひ、傍聴に
さて、明日(8月31日)には、これら議案に対する質疑が行われます。
お時間のある方は、ぜひ、傍聴におこし下さい。
◇傍聴したいという方は、コチラをご覧ください