こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉です。
今日は、6月議会で提出された補正予算案の中の、旧法務局改修工事 895万円について、補足説明したいと思います。
商工会の移転が決定
以前から、高千穂町から高千穂町商工会(以下、商工会)に打診していた旧法務局への移転についてですが、2019年5月28日に行われた商工会の総代会において、正式に決定がありました。
ここに至るまで、かなり時間がかかったと思います。
とても骨の折れる話し合いの連続だったと思いますが、それぞれの担当の方に感謝申し上げます。
旧法務局の改修費用は町が負担
商工会が利用するのは、主に、旧法務局の1階部分になります。
旧法務局の作りのまま商工会が使うのは、使い勝手が悪いので、改修が必要です。
改修費用は町が負担し、その額は895万円です。
改修の主な内容をまとめると、次のようになります。
・壁を取り壊しカウンター(窓口)の設置
・空調設備の増設
・水道の直結工事(現在、ポンプで屋上まで上げている構造になっているが、ポンプで上げる必要がないため)
耐震診断調査はどうなった?
ちょうど1年前の2018年6月の議会で議決した予算の中に、旧法務局耐震診断調査委託料 1,101万円 というものがありました。
これはどうなったのか。
結論としては、今回の改修工事で壁を壊すものの、耐震は大丈夫ということで、耐震診断の予算は不要となりました。
いわば、嬉しい誤算となったわけです。
<参考リンク>
旧高千穂法務庁舎耐震診断調査に1,101万円
最新情報 入札は不落
この記事を書くため、担当課に不明点を聞いたところ、最新情報として、法務局の改修工事の入札が不落となったというこをと教えてくれました。
高千穂町が想定した895万円という金額では、難しいようです。
今後、9月議会で補正予算を組むことになりそうとのことです。
それに伴い、秋から商工会が利用できるようにとの考えでしたが、移転が遅れるのではないかと思われます。
なかなか一筋縄ではいきませんね。
それでは今回はこれで失礼します。