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一般質問 ゼロカーボンシティ高千穂を目指せ

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こんにちは。
高千穂町議会議員の板倉哲男です。
今回は、12月議会で私が一般質問をした内容についてまとめたいと思います。

出典:議会だよりたかちほNo.113

論点のおさらい

まずは論点をおさらいしたいと思います。
今回の主な論点は、下記の3つです。

論点1 ゼロカーボンシティを表明するべきでは

論点2 自家消費型の太陽光発電を増設すべきでは

論点3 再生可能エネルギーの調達に取り組んでは

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一般質問 脱炭素の推進について

答弁1 目指す必要がある

現在、国として、2050年に二酸化炭素の排出ゼロをめざす宣言をしています。
都道府県、市町村においても、同様の宣言をするところが増えており、そうした宣言をした自治体をゼロカーボンシティといいます。

宮崎県では、宮崎県、串間市、宮崎市、都農町、五ヶ瀬町が宣言しています。
高千穂町も同様の宣言をするべきではというのが、私の主張です。

この論点についてのやりとりを、簡単にまとめます。

Q.本町も脱炭素に取り組み、2050年に二酸化炭素の排出ゼロとするゼロカーボンシティを目指すべきでは。
A.目指す必要があると考えているが、表明を行うに当たり、自治体において脱炭素に向けた取組、施策を策定する必要がある。
これらを決定した後に表明を行うべきであろうと考えている。

Q.私は環境省のゼロカーボン担当部局に、直接電話をして、ゼロカーボンシティの表明に必要な条件を聞いた。
回答としては、詳細な計画の有無は問わないとのことで、首長の意志のみとのことだった。
計画などの準備は必要最小限にとどめ、早期に表明してはどうか。
A.表明するにあたっての裏付けが弱いと思っているが、関係課で協議し、早期に表明ができるように検討していきたい。

答弁2 小規模でも検討したい

脱炭素の取り組みの王道が、再生可能エネルギーの地産地消です。
また、もっとも一般的な再生可能エネルギーは、太陽光発電です。

太陽光発電に積極的に取り組むべきというのが、私の主張です。
この論点についてのやりとりを、簡単にまとめます。

Q.町の施設や町有地への太陽光発電を増設するべきでは。
A.現在、高千穂小学校のみに設置しているが、高千穂小の省電力をすべて太陽光でまかなうには、現在の10倍以上のパネルが必要になる。
そうしたことから、設置場所の確保が課題になってくると思われる。
しかし、脱炭素推進に当たり、小規模であっても、検討していくことは重要と考えている。

Q.太陽光パネルの設置場所については、屋上だけでなく、駐車場や建物の壁などに設置することもできるので、まだまだ伸びしろはあると考える。
今後、どのように増やしていくのか。
A.例えば高千穂中学校の建て替えも念頭にあるが、その時に検討することはあり得る。
また、鉄道公園についても、脱炭素の考え方を取り入れながら取り組むことについては、前向きに考えたい。

Q.太陽光発電と併せて蓄電池も導入するべきと考える。
蓄電池があれば、災害時に非常用電源を確保する事にもつながる。
蓄電池の導入についての考えは。
A.以前検討したことがあるが、費用対効果として疑問があり導入にいたらなかった。
しかし、再度、検討する時期に来ているとも思うので検討したい。

答弁3 これから検討したい

現在、電力は完全に自由化されており、どの電力会社とも契約することができます。
電力会社の中には、再生可能エネルギー由来の電気を中心に供給している会社もあります。

脱炭素に取り組むにあたり、再生可能エネルギーを調達する必要があります。
リバースオークションなど、コストを抑えつつ、再生可能エネルギーを調達できるサービスもあります。

これらを活用し、積極的に、再生可能エネルギーを調達してはどうかというのが、私の主張です。
この論点についてのやりとりを、簡単にまとめます。

Q.リバースオークションなどに取り組み、再生可能エネルギーの調達に取り組んでは。
A.本庁舎について、コストダウンのために電気の契約先の変更をしている。
また、省エネ・CO2削減のため、LED化を検討している。
リバースオークションについては、これまで検討したことがないため、これからになるが、検討したい。

まとめ

地球温暖化って、地球規模の問題なので、私達ひとりひとりには、関係がないと感じている人は多いと思います。

しかし、地球規模の問題だからこそ、私達ひとりひとりに関係があると言えます。

地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えるには、まずは私達にとって、もっとも身近な市町村において、脱炭素の取り組みが進められる必要があると思います。

今回の私の一般質問が、その後押しとなることを願っています。

では、今回はこれで失礼します。

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コメント

  1. 森徹夫 より:

    凄く良い発想だと思います。コロナ禍
    どう過ごすかではなく、アフターコロナを見据えて行動されているのでしょうね。私もゼロエミッションプロジェクトというのを提案させていただいているのですがなかなか理解が得られません。いつか意見交換させていただけると幸いです。

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